世界選手権開幕前のインタビュー
Viper
(※世界選手権 準優勝)
(※世界選手権 準優勝)
- 準備にあたっては、皆が何を考えているのかを把握することに努めている。
大多数の人が利用するHSReplayのようなウェブサイトは、それを行うに最適なツールである。 - 冬季プレイオフでピーナッツ・シャーマンやマリゴス・ローグを持ち込んだ理由は、アンチ・アグロが有用であると見込んだから。
アンチ・アグロの要素を詰め込んだシャーマンはキューブロックに対しても優位を得て、想定どおりにそれらを撃破することができた。
一方で、キューブロックがシャーマンに対して8:2の有利を持つと思い込んでいた皆は、シャーマンの勝利を想定していなかった。
なぜならば、誰もがHSReplayのデータと異なる手法を試していなかったからだ。
このように、コンクエスト形式のルールで特別に有効なのは、多くのケースにおいて注目が集まっていないアーキタイプなのだ。 - 今回の世界選手権の準備に関しては事情が全く異なる。
新カードの提供と環境の変化から、ほとんど時間が経過していないからだ。
基本的に、到来するメタの把握に空き時間の全てを費やすようにした。
Bunnyhoppor
(※世界選手権 ベスト4)
(※世界選手権 ベスト4)
- (※新環境の到来からデッキの提出期限がわずか8日間しかないことについて) 準備はもう完全にメチャクチャだった。
最初の3日間はプレイしたいものをラダーでプレイして、それからクラスごとのエキスパートたちに対して助言を求めた。
人々がTwitterに投稿したデッキや、HSReplayに出現するデッキなども参照した。
そして、優れていると思われるものは何でも試して、友人たちや友人の友人たちとも意見を交わして、有用だと思われるデッキを可能な限りに収集した。
それから、ようやく練習とテストを開始した。 - いつもはローテーション時に半分程度のアーキタイプが退場するところ、今回はゲン・バクの退場も伴ったことから、フルのローテーション・アウトが成されたという背景がある。
完全な環境の刷新(さっしん)直後における世界王者決定戦の開催なんて、ブリザードはこれまでに一度も断行したことがなかったと思う。 - 8日間の準備期間は十分とは言えず、少なくとももう一週間は猶予が与えられるべきだった。
誰もがスケジュールの16時間をハースストーンに割り当てていて、睡眠時間も削っていた。
誰にとっても健康的ではなく、心身的な面においては素晴らしい大会であるとは全く思わない。 - 準備期間においてはいくつかのデッキをラダーでも試していたが、そこでビッグ・ネームとの対戦が起こったときは即座に降参していた。
情報を隠しておきたかっただけでなく、ただ「面倒くさい」と感じられたから。
誰もが個人的な練習グループを設けていて、秘密を保つ信頼できる人々と一緒に本格的な練習をしている。 - 出場選手全員を尊重しているが、その中でもJustsaiyan、Muzzy、Hunterace、XiaoTの各選手は特別だ。
JustsaiyanとMuzzyはラダーや大会で自らの価値をどんどん高めていて、自分の記憶の中では常にビッグ・ネームであり続けていた。
Hunteraceの今年度におけるパフォーマンスは素晴らしかったし、XiaoTについても同様だ。
Muzzy
- 爆弾ウォリアーを持参したかったのだが、ローグやトークン・ドルイドを警戒して、よりコントロール向けのウォリアー・デッキの方を採用した。
実際にはトークン・ドルイドが思いのほか少なかったのだが。 - 新拡張のリリースからデッキの提出期限までがわずか一週間ほどだったので、私たちはデッキを構築する時間が限られていた。
今回の世界選手権は、短期にデッキを完成させる能力に長けたプレイヤーが活躍する場になると思う。
私がその一人であることを願っている。 - 私は、初めて行く国では、食べたことがない料理を試すことが好きだ。
食事面においては、多種多様なオプションがタイペイにはあった。
とても高級な牛肉や、おいしい麺を食べることができる料理店をいくつか訪れた。
タイペイの食べ物は本当に気にっているよ。