Warlock / Common / Minion
コスト: 4, Attack: 3, Health: 4
Deathrattle: あなたの手札からDemon種族のMinionカードをランダムに選び、そのMinionを召喚する。
Warlockの新カードはDemon種族のMinionです。
Demon種族としては珍しく、さほど強くないステータス値と有益な能力を持つMinionです。
Voidcallerが破壊されたときに発動する召喚能力には特筆すべき点が2つあります。
まずは、この能力がMinionを召喚する際に、Manaが一切消費されないことです。
Dread InfernalやIllidan Stormrageのような大型DemonをManaコスト0で召喚できれば、プレイのテンポを大きく高められるでしょう。
もう1つは、Mindgamesによる召喚のように、召喚されたMinionが持つBattlecryの能力が発動されないことです。
「手札からプレイして召喚する」というBattlecryの発動条件を満たさない召喚方法だからです。
一般的にはBattlecryが無効となるのはデメリットですが、Demon種族のMinionが持つBattlecryは例外です。
多くのDemon種族のMinionは、高いステータス値を備える代わりに、自軍へ不利益をもたらす効果があるBattlecryを持つからです。
Flame Imp、Succubus、Felguard、Pit Lord、Doomguardは、それぞれBattlecryが無効となる方が有益になるMinionたちです。
Warlockには、自軍のMinionを自ら破壊する手段が豊富にあります。
Shadowflame、Power Overwhelming、Sacrificial Pact、Void Terrorは、それぞれ自軍に何かしらの利益をもたらしつつ、VoicallerのDeathrattleの能力を強制的に発動できるカードです。
Voicallerは、Lord Jaraxxusを自軍の場に召喚することを可能にするカードです。
Lord Jaraxxusが持つBattlecryの能力を発動させないので、Heroの交換が実現しないからです。
Lord Jaraxxusは、場に召喚されれば3/15のMinionになります。
もし中盤戦でDeathwingをも上回るHealthを備えるMinionが登場したら、それは対戦相手にとって大きな脅威となるでしょう。
ただ、Attackの値が3であるMinionとしてのLord Jaraxxusは、Shadow Word: Painによってたやすく破壊されてしまいます。
なお、手札にDemon種族のMinionカードがない場合にVoidcallerのDeathrattleの能力が発動しても、Worthless Impは召喚されないと開発陣が明言しています。
Worthless Impは、デッキ内にDemon種族のMinionカードがない場合にSense Demonsを使用すると手札に入るMinionです。
手札にDemon種族のMinionカードがないときにVoidcallerが破壊されると、単純に何も起きません。
「World of Warcraft」におけるVoidcallerは、種族名の一つです。
魔法使いタイプであるVoidwalker全般を指します。
多くのVoidcallerが持つ特殊能力は、Voidcallerが最初に受けたダメージの属性と同じ属性のシールドを展開するものです。
例えば、Fire属性のFireballによるダメージをVoidcallerが受けると、以降のFire属性の被ダメージ量を75%減少するシールドを展開します。
よって、Fire属性の攻撃が得意なMageがVoidcallerを攻略するには、最初にFrost属性のダメージを与えて、Frost属性のシールドを展開させるなどの工夫が必要となります。
Holy属性の攻撃しか持たないPaladinは、Voidcallerに必ずHoly属性のシールドを展開されてしまいます。
単身で活動するPaladinにとっては倒すのがとても面倒な敵でした。
Avenge、Anub’ar Ambusher、Voidcallerの各新カードの説明文に、「ランダム」の単語を追記するという発表がありました。
これらの新カードは対象をランダムで選ぶのにもかかわらず、その能力の説明文に「ランダム」という記述がありませんでした。
そのために、「各能力の対象は、自分で選択するのかランダムに選ばれるのか」という疑問の声が頻出しました。
説明文に「ランダム」と記述する方がいいという多くのコミュニティの意見が採用されて、これらの新カードの説明文には「対象はランダム」と明記されるようになります。
「ランダム」と記述されなかった理由や、カードの説明文の規則性については、以下の記事にまとめて掲載しております。
新カードのRebirthのカード名を「Reincarnate」へ変更するという発表がありました。
「World of Warcraft」におけるDruidの代表的なスペルのRebirthが、Shaman専用のカードとなることに対して、多くの人が違和感を訴えていました。
「World of Warcraft」には「Reincarnation」というShamanのスペルがあり、「Reincarnate」はこのスペルにちなんで名付けられました。
「Reincarnation」は、Shaman自身が死亡したときに使用できるスペルです。
使用すると、最大値の20%分のHealthとManaとともに、その場でShaman自身を蘇生させます。
この効果の内容と、「Reincarnation」が意味する「転生」という言葉が、新しいカード名の「Raincarnate」の成り立ちになりました。
「World of Warcraft」の「Reincarnation」は30分に一度しか使用できないスペルです。
2年前までは、Ankhというアイテムを用意していないと使用できないという制限もありました。
新カードの「Reincarnate」は汎用性が格段に高いと思われることから、「Reincarnate」のプレイには「30分に一度だけ」や「Ankhカードの消費」を使用条件に加えようという皮肉の声も挙がっています。
Blizzard社が公認するコミュニティ・トーナメントの一覧が更新されました。
これらの大会には、公式世界大会の地域予選へ出場できる権利が報酬として用意されます。
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世界最大のゲーム見本市であるE3が開催されています。
例年のごとくBlizzard社はE3への参加に消極的で、Hearthstoneに関するアナウンスもE3では一切行われないことが開発陣によって明言されています。
これまでに発表されてきた、プレイヤーが「Curse of Naxxramas」から入手できる新カードを以下にまとめて掲載します。