Hunter / Common / Minion
コスト: 1, Attack: 1, Health: 1
Deathrattle: ランダムに選ばれた1枚のBeast種族のMinionカードをあなたの手札に入れる。
「Curse of Naxxramas」の新しいクラス専用カードの発表も最終回になりました。
Hunterの新カードはMinionカードでした。
PaladinとMageの新カードがSecret Spellカードだっただけに、同じくSecretを使用できるHunterの新カードもSecret Spellカードだと思われていたので、意外な発表となりました。
このMinionが破壊されると、プレイヤーの手札にBeast種族のMinionカードが1枚加わります。
1枚のカードの消費によって1枚のカードを得る結果となるので、Silenceを受けない限りはカード・アドベンテージを失うことがないカードということになります。
この能力の補足説明をする公式発表がいくつもありました。
その公式発表を交えて解説します。
・It doesn’t pull cards from your deck, just puts a new card into your hand.
・Webspinner can draw you any Beast card in the game, even if it’s not in your deck, and even if you do not already own the Beast card.
・It can draw another Webspinner.
・Each pet is an equal opportunity. Getting Krush will have an equal chance of getting charging boar.
・It does not include Beast token cards such as Frogs and Sheeps. It can only draw a Beast card that can be collected and kept in your Collection Manager.
この能力の対象となるのは、ゲーム内で収集できるBeast種族のMinionカード全てです。
King Krushが手札に入ることもあれば、Angry Chickenが手札に入ることもあります。
ランダム性が相当に強い効果なので、手札に入るカードとデッキのコンセプトを合わせられるかは未知数です。
このカードの能力は、他の「カードを引く」という内容の能力とは異なり、プレイヤーのデッキからカードを引いて手札に入れるわけではありません。
新たに生成されたカードが手札に加わるので、能力の発動によってデッキのカード枚数が減ることはありません。
デッキ内に含まれていないカードや、そもそも入手すらしていないカードも手札に入る可能性があります。
Webspinner自体もBeast種族のMinionなので、Webspinnerが手札に入ることもあります。
Webspinnerも合わせると、収集できるBeast種族のMinionカードは、今のところ全部で26種類存在します。
カードのレアリティ等にかかわらず、カードが対象として選択される確率は等しく同じとのことなので、各Beast Minionが手札に入る確率はそれぞれ1/26となります。
この能力の対象となる、手札に入るBeast種族のMinionカードは、ゲーム内で収集できるものに限られます。
SpellカードのAnimal Companionによって召喚されるMinionたちは、それぞれプレイヤーが収集できないMinionなので、Webspinnerの能力の対象外となります。
同様に、Snake Trapによって召喚されるSnakeや、MageのPolymorphによって生まれるSheepも能力の対象外となります。
Webspinnerのカード・テキストには「Draw」という単語が使われています。
これは、他の「デッキからカードを引く」という能力のカード・テキストによく使われる単語です。
Yseraにも同じことが言えるのですが、デッキからカードを引かない能力なのに「Draw」という単語が説明文に使われると誤解を生じさせる、との意見がコミュニティから挙がっています。
新しくカードを生成して手札に加えるMind VisionやThoughtstealの能力を説明するカード・テキストには「Put」という単語が使われています。
よって、これらのカードと一貫性を持たせるためにも、Webspinnerのカード・テキストは「Put a random Beast card into your hand.」とするのが妥当だという意見もありました。
私もこれに同意しています。
ただ、開発陣のBen Brode氏は、Webspinnerのカード・テキストに当初「Put」という単語を使用していたが、テスト段階でほとんどの人に能力を正しく理解させるテキストにならなかったと説明しています。
よって、Yseraのカード・テキストに倣って「Draw」という単語を用いたそうです。
コミュニティからの反応によっては「Draw」という単語を他のものに置き換えるとも示唆しているので、Webspinnerのカード・テキストはリリース前に変更される可能性もあります。
Webspinner自体も含めた、Webspinnerの能力によって手札に入るBeast種族のMinionカードのリストを以下に掲載します。
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タイプ | 種族 | 名前 | コスト | A | H | レアリティ | クラス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Minion | Beast | Stonetusk Boar | 1 | 1 | 1 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Young Dragonhawk | 1 | 1 | 1 | 2. Common | Neutral |
Minion | Beast | Angry Chicken | 1 | 1 | 1 | 3. Rare | Neutral |
Minion | Beast | Hungry Crab | 1 | 1 | 2 | 4. Epic | Neutral |
Minion | Beast | Bloodfen Raptor | 2 | 3 | 2 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | River Crocolisk | 2 | 2 | 3 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Dire Wolf Alpha | 2 | 2 | 2 | 2. Common | Neutral |
Minion | Beast | Ironbeak Owl | 2 | 2 | 1 | 2. Common | Neutral |
Minion | Beast | Captain's Parrot | 2 | 1 | 1 | 4. Epic | Neutral |
Minion | Beast | Ironfur Grizzly | 3 | 3 | 3 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Silverback Patriarch | 3 | 1 | 4 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Jungle Panther | 3 | 4 | 2 | 2. Common | Neutral |
Minion | Beast | Emperor Cobra | 3 | 2 | 3 | 3. Rare | Neutral |
Minion | Beast | King Mukla | 3 | 5 | 5 | 5. Legendary | Neutral |
Minion | Beast | Oasis Snapjaw | 4 | 2 | 7 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Stranglethorn Tiger | 5 | 5 | 5 | 2. Common | Neutral |
Minion | Beast | Stampeding Kodo | 5 | 3 | 5 | 3. Rare | Neutral |
Minion | Beast | The Beast | 6 | 9 | 7 | 5. Legendary | Neutral |
Minion | Beast | Core Hound | 7 | 9 | 5 | 1. Free | Neutral |
Minion | Beast | Timber Wolf | 1 | 1 | 1 | 1. Free | Hunter |
Minion | Beast | Scavenging Hyena | 2 | 2 | 2 | 2. Common | Hunter |
Minion | Beast | Starving Buzzard | 5 | 3 | 2 | 1. Free | Hunter |
Minion | Beast | Tundra Rhino | 5 | 2 | 5 | 1. Free | Hunter |
Minion | Beast | Savannah Highmane | 6 | 6 | 5 | 3. Rare | Hunter |
Minion | Beast | King Krush | 9 | 8 | 8 | 5. Legendary | Hunter |
Minion | Beast | Webspinner | 1 | 1 | 1 | 2. Common | Hunter |
「World of Warcraft」には「Webspinner」という名が付く蜘蛛が何種類か存在します。
いずれも、いわゆるザコ敵です。
蜘蛛の糸や巣を投げつけ、キャラクターの動きを制限する特殊能力を持ちます。
仲間を呼び寄せる能力は持ちません。
Hunterクラスがペットにすることも可能で、飼うのに成功するとSpider種族のペットとしてHunterに仕えます。
Hunterが扱えるペットには多数の種族があります。
その中でSpider種族は、よくPvP(対人戦)において近接攻撃クラス(WarriorやRogueなど)対策として用いられる種族です。
Spider種族には、遠距離からインスタントで発動できるWebという足止め効果を持つ能力があるからです。
Spider種族のペットの能力と併せて相手を近寄らせないまま遠くから射抜くのは、近接攻撃クラスに対するHunterの長期に渡る常套手段でした。
Blizzard社によるHearthstoneのイベント促進キャンペーンであるFireside Gatheringsが、世界各地で活発に行われています。
そのFireside Gatheringsに、Hearthstone公式世界大会の地域予選への出場権が与えられました。
企業や団体が運営する公認コミュニティ・トーナメントだけでなく、一般ユーザーが独自に開催するトーナメントからでも公式世界大会へ出場するチャンスが生まれることになりました。
7月4日から6日、および8月1日から3日にかけて行われるFireside Gatheringは、特定の条件を満たすと「Fireside Gathering Open Tournament」になります。
この「Fireside Gathering Open Tournament」の優勝者には、ZOTAC社が開催する「Fireside Pre-Qualifier」というオンライン大会へ出場する権利が与えられます。
そして、「Fireside Pre-Qualifier」に出場したプレイヤーの上位2名に、公式世界大会のアメリカ地域予選への出場権が贈られるのです。
「Fireside Gathering Open Tournament」を開催する条件を以下に列記します。
- 7月4日から6日、または8月1日から3日の間に開催されること。
- 公式世界大会への参加が認められている国や地域で開催されること(※日本は認められています)。
- 12名以上の参加者によって行われること。
- シングル・トーナメント戦の形式であること(対戦に1度敗北すると脱落)。
- 1つの対戦の形式は「Best of 3(2試合先取した側が対戦に勝利)」であること。
- 各参加者がトーナメント戦の全体で1つだけのデッキを使用し、そのデッキの内容を変更しないこと。
- 主催者が以下の内容を全て電子メールに添付し、「firesidegatherings@blizzard.com」のメール・アドレス宛まで送信すること。
締め切り日時は、7月開催分は7月8日の午後11時59分(日本時間では7月9日の15時59分)、8月開催分は8月5日の午後11時59分(日本時間では8月6日の15時59分)とする。1. 開催地で撮影された、参加者全員が写っている写真。
2. 解読しやすい結果が記されたトーナメント表の写し(全参加者のBattle Tagも含む)。
3. 優勝者の本名、優勝者のBattle Tag(#0000形式のナンバーも含む)、優勝者のメール・アドレス。
「Fireside Gathering Open Tournament」の補足情報を以下に列記します。
- 参加者が多い場合には、複数の「Fireside Gathering Open Tournament」に分けて開催することも可能です。
12名以上の参加者がいれば、それぞれの「Fireside Gathering Open Tournament」の優勝者に「Fireside Pre-Qualifier」への出場権が与えられます。
ただし、複数の「Fireside Gathering Open Tournament」に同じ参加者を重複して参加させることはできません。 - 1人のプレイヤーに与えられる「Fireside Pre-Qualifier」への出場権は1枠分だけです。
- トーナメント表のテンプレートがPDFファイルとして用意されています。
- 7月開催分の優勝者が出場する「Fireside Pre-Qualifier」は7月13日に、8月開催分の優勝者が出場する「Fireside Pre-Qualifier」は8月17日にそれぞれ開催されます。
それぞれの「Fireside Pre-Qualifier」の上位2名に公式世界大会の地域予選への出場権が与えられます。
公式世界大会の地域予選は9月に、公式世界大会は11月7日と8日にそれぞれ開催されます。
Fireside Gathering、および公式世界大会の詳細については以下の記事をご参照ください。
Hearthstone Express – 2014 Hearthstone™ World Championship
毎年恒例となったWoWの夏期セールが始まりました。
Hearthstoneの世界観の基礎となっている「World of Warcraft」の販売価格が半額になっています。
7月1日午後11時59分(日本時間では7月2日の15時59分)までの期間限定で、「World of Warcraft」と、その拡張セットの「World of Warcraft: Mists of Pandaria」がそれぞれ10ドルで販売されています(通常価格は19.99ドル)。
「World of Warcraft」は世界的に有名なMMORPG(多人数参加型RPG)の一つです。
広大なAzeroth大陸のコンテンツを、同時接続している他のプレイヤーたちと共に攻略するゲームです。
「World of Warcraft」本体には「Mists of Pandaria」以前の全ての拡張セットが含まれています。
また、プレイするのに必要なGame Timeも30日分含まれています。
30日分のGame Timeの価格は14.99ドルなので、これより安い金額で本体ごと購入できることになります。
興味がある方は購入をご検討ください。
これまでに発表されてきた、プレイヤーが「Curse of Naxxramas」から入手できる新カードを以下にまとめて掲載します。
Webspinner
コスト 1 / Hunter / Common / Minion (1/1)
Deathrattle: ランダムに選ばれた1枚のBeast種族のMinionカードをあなたの手札に入れる。