Reddit (Hearthstone) – First banwave is out.
Reddit (Hearthstone) – Accounts discovered to be botting or violating our Terms of Service from here on out will receive a perma-ban.
ついに、Botに制裁が加えられました。
Bot(プレイ自動化プログラム)をHearthstoneで多用した数千ものアカウントに、期限付きの停止処分が下されました。
これらのアカウントからHearthstoneを起動しても、処分が解除されるまでは右図が表示されてプレイが不可能になっています。
Battle.netの利用規約にもあるとおり、Botの使用はBlizzard社の全てのゲームにおいて固く禁じられている行為です。
フェア・プレーの精神に反し、プレイヤーが同時接続する場において環境を著しく損なう行為だからです。
「World of Warcraft」のBotのように直接的に他人や相場へ影響を与えるものではないと、正当化するかのような使用者側の言い分も見受けられますが、利用規約に同意した以上は使用すればペナルティが課せられるのは当然のことです。
Ranked Playにおいて、対戦相手の挙動に下記の事象が複数認められると、その対戦相手がBotを使用している可能性が極めて高いと判断できます。
・対象を選択する赤い矢印が、一切現れない / Hero Powerを指す / 毎回同じ動きをする / 一瞬で対象を指す。
・毎ターンに同じテンポと間隔でプレイを続ける。
・カードをプレイする瞬間でさえも、手札カードがハイライトされず、全く動かない。
・Shaman、Druid、Zoo Warlockのデッキを用いる。
・一切Emoteを発しない。
Botを使用していると判断できるプレイヤーは、日に日に増加し続けていました。
Goldの獲得と、HeroのGoldenポートレイト(Ranked Play 500勝が入手条件)の獲得が主な目的としてBotは用いられます。
最近では、BotがLegendaryランクにまで到達することが可能になっていました。
Botの使用者は、席を離れていても延々とBotを起動し続けるだけで、通常は入手が困難な報酬を獲得できます。
Botが多用されることで、それらの報酬の価値が下がり、真剣にプレイしているユーザーとの不公平が生じる事態に多数の反発の声が挙がっていました。
この処分に先んじて、9月28日にはHearthstoneの中国地域でBotを使用した680のアカウントに停止処分が下されていましたが、今回のような大規模な処分はHearthstoneがリリースされてからは初めてのことです。
コミュニティからの報告により、対象者に送られた罰則の通知メールには「3ヶ月のアカウント停止処分」と記載されてあることが判明しています。
アカウントの停止が永久的なものではなく、Botを使用することで得たカードやGoldenポートレイトも失われないことから、今回の処分によるペナルティは軽すぎるのではないかという意見が大多数を占めています。
次回からのBot使用に対する処分は「予告なしのアカウント永久停止」になることが公式に宣言されているので、今回の処分は、Botを始めとした規約違反に対する大々的な警告ということでしょうか。
Bot使用等の違反行為の検挙数は、国と地域により大きく異なると言われています。
今も、これからも、日本国籍のプレイヤーの違反行為率は0であることを切に願います。
「World of Warcraft」では、過去に違反行為の痕跡がサーバーの記録に残されていれば、最近の違反行為の有無にかかわらず、対象のユーザーにアカウント停止処分が下されていました。
すなわち、一度でも違反行為に手を染めていれば、唐突に制裁を下される可能性があるのです。
Botの使用はもちろんのこと、プログラムの改ざんや不正行為、それらを実行するプログラムの使用等の禁止事項を一度たりとも行わないようにしてください。
禁止事項を実行することを謳うプログラムには、ウイルス等のセキュリティを脅かす内容が含まれていることがあります。
その拡散の方を主目的とするプログラムも存在するのでご注意ください。
他人の違反行為を目撃したら、hacks@blizzard.comに報告することがお願いされています。
違反行為だと判断できた事象の具体的な説明や、違反行為の公な宣言、および助長行為(確認のための試行は絶対にしないでください)などを報告します。
明らかな違反行為だと判断できても、それを行っているプレイヤー名の報告や、その場面のスクリーンショットの提出などは、虚偽報告や加工の可能性があるために有効ではありません。
いよいよ今週末から「2014 Hearthstone World Championship」の決勝大会が始まります!
出場する16選手のグループ分けが抽選で行われ、その結果が発表されました。
出場する全選手をグループごとに分けて以下に掲載します。
グループ A
予選地域 | 国名 | 選手名 | GosuGamers ランキング (10/29時点) | |
---|---|---|---|---|
アメリカ地域 | 日本 | DTwo | 世界 14位 | アメリカ地域 3位 |
ヨーロッパ地域 | デンマーク | Numberguy | 世界 25位 | ヨーロッパ地域 8位 |
中国地域 | 中国 | Tiddler Celestial | 世界 7位 | 中国地域 3位 |
台湾地域 | 台湾 | Tom60229 | 世界 31位 | アジア地域 4位 |
グループ B
予選地域 | 国名 | 選手名 | GosuGamers ランキング (10/29時点) | |
---|---|---|---|---|
アメリカ地域 | アメリカ | Tarei | 世界 21位 | アメリカ地域 7位 |
ヨーロッパ地域 | イタリア | Kaor | 世界 35位 | ヨーロッパ地域 13位 |
中国地域 | 中国 | Nicolas | 世界 6位 | 中国地域 2位 |
韓国地域 | 韓国 | RenieHouR | 世界 22位 | アジア地域 3位 |
グループ C
予選地域 | 国名 | 選手名 | GosuGamers ランキング (10/29時点) | |
---|---|---|---|---|
アメリカ地域 | アメリカ | Firebat | 世界 11位 | アメリカ地域 2位 |
ヨーロッパ地域 | イギリス | Greensheep | 世界 49位 | ヨーロッパ地域 20位 |
中国地域 | 中国 | Qiruo | 世界 44位 | 中国地域 8位 |
韓国地域 | 韓国 | Kranich | 世界 517位 | アジア地域 21位 |
グループ D
予選地域 | 国名 | 選手名 | GosuGamers ランキング (10/29時点) | |
---|---|---|---|---|
アメリカ地域 | アメリカ | StrifeCro | 世界 19位 | アメリカ地域 6位 |
ヨーロッパ地域 | ウクライナ | Kolento | 世界 1位 | ヨーロッパ地域 1位 |
中国地域 | 中国 | RunAndGun | 世界 20位 | 中国地域 5位 |
台湾地域 | 台湾 | FrozenIce | 世界 587位 | アジア地域 27位 |
優勝候補の筆頭は、人気、実力ともにトップのKolento選手です。
ヨーロッパ地域予選を最高勝率で勝ち抜けた後も勢いが衰えず、数々のイベントで高い勝率を誇り、最近では「Viagame House Cup 2014」で優勝して8,000 USドルの高額賞金を獲得しました。
そのKolento選手が属するグループDには、アメリカ地域が誇る強豪のStrifeCro選手も属してます。
序盤からの両雄の激突が楽しみにされるグループとなりました。
日本在住のDTwo選手はグループAで登場します。
このグループ分けが発表された直後の大会の「Battle of the Best Invitational」では、同じグループAに入ったNumberguy選手との前哨戦が実現しました。
DTwo選手はこの対戦で勝利し、そのまま同大会で優勝しています(Numberguy選手は3位)。
Numberguy選手によるリベンジ・マッチも注目されるグループです。
決勝大会は「BlizzCon 2014」の開催より1週間前の11月2日から始まることが既に報じられていましたが、今回の発表には開始日時が「11月2日と11月3日の午前10時」と表記されています。
どうやら、11月3日も追加の開催日となった模様です。
日本時間では11月3日と4日の午前3時から開始されます。
また、大会の進行役を務めるキャスター陣も併せて発表されました。
11月2日と3日にESL Burbank Studioで行われる対戦では、Artosis氏がキャスターとして登場します。
Artosis氏は、ちょうど1年前の「BlizzCon 2013」において、8名の招待選手による大会の「2013 Innkeeper’s Invitational」で優勝したプレイヤーです。
世界王者の誕生を報道する立場となって、今年も世界大会の決勝に関わります。
そして、今やHearthstone界になくてはならない存在となったFrodan氏も登場します。
Frodan氏は、公式動画として配信された公式世界大会の全予選の実況を任され、さらには世界各国のHearthstoneの大会で精力的に進行役を務めてきました。
コミュニティからの信頼も厚い、名司会者です。
「WoW」のプロ選手としてBlizzConにも出場したキャスターのAzael氏、選手から開発陣の一員となったRealz氏、アメリカ地域予選を笑顔で彩った女性リポーターのSeltzer氏、そしてシニア・ゲーム・デザイナーとしておなじみのBen Brode氏まで登場する予定です。
11月7日と8日の「BlizzCon 2014」開催分では、上記のFrodan氏、Realz氏、Seltzer氏に加えて、「StarCraft 2」の人気コメンテーターであるdjWheat氏、Hearthstoneのプロ選手として活躍中のGnimsh氏、Amaz氏、ThatsAdmirable氏が登場する予定です。
公式世界大会の決勝の模様はTwitchのHearthstone公式チャンネルで配信されます。
それぞれの地域が11月1日の午前0時を迎えると同時に、Ranked Playの第7シーズンが閉幕し、第8シーズンが開幕します。
アメリカ地域では日本時間の11月1日午後4時に第7シーズンへ切り替わります。
第7シーズンが閉幕すると、以降は「Hallow’s End Card Back」を入手できなくなります。
「Hallow’s End Card Back」の入手方法は、第7シーズンでランクを20(または20より上位)にすることです。
このCard Backが与えられる時期は第7シーズンの閉幕時です。
第8シーズンでもランク20の到達報酬となるCard Backが用意されます。
CVG – Live Blog – The Golden Joystick Awards 2014
Wikipedia(英語版) – Golden Joystick Award
「Golden Joystick Awards」の2014年度の結果が発表されました。
「Golden Joystick Awards」は、イギリスで1983年から開催されている、世界で2番目に歴史があるゲーム・アワードです。
一般ユーザーの投票によって大賞が選出されることが特徴です。
そして、そのベスト・オンライン・ゲーム部門とベスト・モバイル・ゲーム部門でHearthstoneが大賞に選ばれました!
ベスト・オンライン・ゲーム部門では、DayZ、Destiny、The Elder Scrolls Online、Final Fantasy XIV 新生エオルゼア、GTA Online、War Thunder、Wildstar、World Of Tanks Xbox 360 Edition、World Of Warplanesといった数々の話題作がノミネートされた中での大賞選出となりました。
さらにベスト・モバイル・ゲーム部門では、現時点ではiPad版とWindowsタブレット版しかリリースされていないにもかかわらず大賞に選ばれるという快挙になりました。
Hearthstoneが世界的な人気を博していることを改めて認識させる受賞でした。
また、ゲーム制作会社を表彰するスタジオ・オブ・ザ・イヤー部門において、Blizzard社が惜しくも次点となっています(大賞はUbisoft社)。
なお、最高の賞となるゲーム・オブ・ザ・イヤー部門では、日本のフロム・ソフトウェア社が開発した「ダークソウル 2」が大賞に選ばれています!
ハンドヘルド・ゲーム・オブ・ザ・イヤー部門では、同じく日本製ゲームの「ポケットモンスター X・Y」が大賞に選出されました。
ライフタイム・アチーブメント部門では、日本が世界に誇るゲーム・クリエイターである小島秀夫氏が大賞に選出されました。
おめでとうございます!