「Goblins vs Gnomes」は、Hearthstoneの最初の拡張セットです。
120種類以上の新カードで構成されます。

2014年12月8日にリリースされました。

• 「World of Warcraft」のGoblin種族、Gnome種族、メカニズムをテーマにした拡張セットです。
  120種類以上の新カードで構成されます。
• 新カードは全て、既存のカード・パックからではなく、新設される専用のカード・パックから入手できます。
  価格は既存のカード・パックと同額です。
• Arenaの報酬のカード・パックは、新しい「Goblins vs Gnomes」専用のカード・パックに置き換わります。
• Minionの種族に「Mech」が新たに加わります。
  Mech種族のMinionカードや、それと作用する能力を持つ新カードが多数登場します。
• カードの説明文のキーワードに「Spare Part」が新たに加わります。
  「Spare Part」は、7種類のコストが1のSpellカードで、いずれもMinionに影響を与える能力を有します。
• 「Goblins vs Gnomes」とは直接関係ありませんが、リリースと同時に観戦モードがHearthstoneに追加されます。

既存のカード群に追加される新カードのセットです。
エキスパンションと呼ばれることもあります。

多くの対戦型カード・ゲームで採用されている追加コンテンツです。
一般的には100～200種類の新カードで構成されます。

ブースター・パックと呼ばれる、拡張セット専用のカード・パックを購入することで新カードを入手できます。
それぞれの拡張セットには個別のテーマが設けられ、新カードはそのテーマに沿った内容になります。

Hearthstoneの拡張セットも、上記の特徴に従ってリリースされます。
ゲーム内のショップに拡張セット専用のカード・パックが登場します。
これを購入することで、拡張セットの新カードをランダムに入手できます。

入手した新カードは、これまでに収集したカードと同様に、デッキに入れて試合で用いることができます。
新カードは既存のカードとも作用するために、新カードが追加されるたびに戦略の大改革が起こります。

「World of Warcraft」に登場する種族名です。

Goblin種族もGnome種族も、同ゲームのいたる所に存在します。
プレイヤーが操作するキャラクターの種族として指定することもできます。

両方の種族に共通する点は、体格が小柄であり、メカニズムの開発に情熱を注いでいることです。

「Goblins vs Gnomes」では、その小柄なGoblin種族やGnome種族と、彼らが開発してきた機械装置、ロボット、兵器、爆発物などが新カードとして多数登場します。

また、「World of Warcraft」における大規模な対人戦では、真っ先に狙われやすい憎まれ役であることも共通しています。

HearthstoneにおけるGoblin種族は直接危害を与えようとする危険な存在で、Gnome種族はメカニズムを介して様々な試みを行う存在として表現されます。

• 特定のボスやAchievementなどは追加されません。
  純粋に、多数の新カードを提供するためのコンテンツです。
• 「Spare Part」カードは、それを生成するカード（Clockwork Gnomeなど）をプレイすることで手札に入ります。
  プレイヤーがコレクションとして収集できるカードではありません。
• プレイヤーが実際に収集できる新カードが「120種類以上」になります。
  「Spare Part」カードなどの収集できない新カードは、この「120種類以上」の中には含まれていません。
• 「Goblins vs Gnomes」専用のカード・パックは、ゲーム内のショップでGoldおよび実際のお金で購入できます。
  価格は既存のClassicカード・パックと同じです。
• 新カードは全て、既存のArcane Dustで作成できます。
  新カードをDisenchantすると、既存のArcane Dustに変換されます。
• 「Goblins vs Gnomes」専用のカード・パックからレアなカードが出現する確率は、既存のClassicセットのカード・パックと全く同じです。
• 未開封のClassicセットのカード・パックを「Goblins vs Gnomes」専用のカード・パックに交換するオプションが設けられる予定はありません。
• Arenaの報酬で得られるカード・パックは、全て「Goblins vs Gnomes」のカード・パックに置き換わります。
  既存のカード・パックがArenaの報酬として与えられることはなくなります。
• すでにArenaの報酬として獲得している未開封のカード・パックが、リリース後に「Goblins vs Gnomes」専用のカード・パックへ置き換わることはありません。
• Arenaの報酬で得られる単体のカードは、「Goblins vs Gnomes」の新カードも含めた、全ての収集可能なカードからランダムに選ばれます。
• 「Curse of Naxxramas」のリリース時と同様に、新カードは入手していなくてもArenaのカード・ドラフトで登場するようになります。
• リリース後に、カード・パックが報酬となるクエストを達成しても、「Goblins vs Gnomes」のカード・パックではなく既存のカード・パックが与えられます。
• Harvest Golemなどの、既存のメカニカルなMinionもMech種族になります。
• Arcane GolemやWar Golemは、魔法の力によって動く石像なので、Mech種族とはみなされません。
• 既存のカード・パックから得られるExpertカードのセットは「Classic」セットと呼ばれるようになります。
• 新カードの説明文の背景には、歯車形のシンボルがうっすらと描かれています。
  このシンボルが「Goblins vs Gnomes」セットのカードであることを表しています。
  「Classic」セットのカードには、Hearthstoneの模様がシンボルとして描かれています。
• 「Curse of Naxxramas」のリリース時とは異なり、新しいミュージックは追加されません。
• Adventureモードと同様に、今後も拡張セットのベータ・テストは行われません
• 怪力を備える巨大な人型種族のOgre（オーガ）も「Goblins vs Gnomes」のテーマの一部となります。
  「攻撃力が高いけれども、指定した対象とは違う敵を攻撃することがある」という特性があるOgre種族が複数登場します。
• Ogre MagiやBoulderfist Ogreなどの既存のOgre種族は、能力が変更されることはなく、攻撃の対象がランダムになることもありません。

「Goblins vs Gnomes」のリリースと同時に、「Spectator Mode」と呼ばれる観戦モードがHearthstoneの基本機能に加わります。
登録したフレンドの試合を観戦できる機能です。

コミュニティからの要望が最も多かった機能が、いよいよ搭載されます。

• フレンドが対戦していると、フレンド・リスト内で、そのフレンドの名前の右側に観戦ボタンが現れます。
  それをクリックすることでフレンドの試合を観戦できます。
• フレンドが観戦を許可していないと観戦することはできません。
  デフォルトの設定では、全員に対して観戦を許可する状態になっています。
• 観戦モードは、試合中のプレイヤーのゲーム・スクリーンを直に視聴するような感じになります。
  プレイヤーがカードをハイライトする動きや、Minionのドラッグなどの挙動まで含めて観戦できます。
• 試合の進行に影響を与えることなく、観戦者がプレイ履歴を確認することもできます。
  カードをハイライトしてその詳細を参照したり、デッキをハイライトして残りのカード枚数を確認することもできます。
• 観戦モードではフレンドの手札しか見れません。
  対戦している両者が観戦を許可しているフレンドである場合は、両者の手札を見ることができます。
• 観戦される側の画面には、左下に視聴人数が表示されます。
  その表示にマウス・ポインタをあてると、誰が観戦しているのかが表示されます。
• 観戦を許可していない状態でも、フレンド・リストより特定のプレイヤーだけに観戦を許可することができます。
• 観戦される側は、特定の観戦者を観戦モードより退場させることができます。
• Battle.netの設定でプレイ状態を「Do Not Disturb」にしても、観戦されるのを無効にすることはできません。
• 試合の進行と観戦モードの間には遅延は発生しません。
• 双方のプレイヤーのスクリーンを映すことができる観戦モードは、大会やイベントの運営を大いに助成する機能です。

以下のリンク先の投稿に、能力を日本語に訳した新カードのリストを掲載しています。

以下のリンク先の投稿に、全ての新カードの補足情報を掲載しています。

リリースと同時に新たなゲーム・ボードが追加されます。
GoblinとGnomeが開発したメカニズムが四方に描かれています。

他のゲーム・ボードと同様に、クリックすることで起動される演出効果があります。