次のパッチの内容に、Undertakerの変更が含まれることが公表されました。
変更内容は以下のとおりです。
・変更後 – あなたがDeathrattleの能力を持つMinionを召喚するたびにAttack +1を得る。
能力が発動されるとAttackだけが増えて、Healthは増えなくなる弱体化となります。
この変更はまだ適用されていません。カードは、内容が変更されると一時的に、Disenchantしたときに得られるArcane Dustの量が作成時と同等になります。
よって、変更が適用されると、Golden版のUndertakerはその対象となります。
通常版のUndertakerはAdventureモードの報酬であるためにDisenchantできません。
Undertakerは、主にHunterやZoo(Minion量産型)Warlockなどの速攻型のデッキにおいて、大きな脅威となるカードの一つです。
際限なくステータス値が上昇していくMinionであるために、序盤で放置されると取り返しがつかず、早期に勝負を決してしまうこともよくあります。
そんなUndertakerの能力を変更してほしいと求める声はコミュニティから挙がり続けました。
開発陣は「Goblins vs Gnomes」の新カードがUndertakerに与える影響を見守ることにしましたが、それらは根本的な解決とはならなかったようです。
さらには、開発陣のBen Brode氏が「Undertakerのプレイは終盤ではとても非力となるので、現時点では弱体化に値しない」と発言した内容が、Gamespotにおいて大々的に掲載されたことで、Undertakerに関する議論は最高潮となりました。
(※補足: このBen Brode氏の発言は「Goblins vs Gnomes」のリリース時点におけるものです。そのことに関する注釈を加えないまま、Undertakerの脅威の継続が認められた今月中旬に掲載されたこの発言内容は、結果としてコミュニティに大きな反感を与えました。)
そのようなコミュニティからの意見も踏まえて、多大な議論を経て、結果的にUndertakerの弱体化が決定したようです。
「Undertakerは、しばしばコストに比しては強すぎるステータス値を有することになり、プレイヤーに多大なストレスを与える存在になる」というのが、正式に発表された変更理由です。
この変更によりUndertakerは、どれほど能力を発動しても、低コストのMinionやSpellで容易に除去されるようになります。
従って、Dearthrattleを持つMinionを主軸とする速攻型のデッキには大きな影響が及ぼされることになります。
Undertakerの「亡き後」には、Mechwarperが最も弱体化を要望されるMinionとなりました。
そのMechwarperを活用するMech種族を主軸とするデッキが、速攻タイプでは流行するであろうとコミュニティから予測されています。
また、速効型のデッキの代表格が弱体化されることにより、中長期戦用のコントロール型のデッキが台頭するだろうとも予測されています。
Hearthstone 公式フォーラム – Upcoming Balance Change to Undertaker