開催期間
※アジア地域・日本時間
開始: 2016/03/03(木)06:00
終了: 2016/03/07(月)07:00
開始: 2016/03/03(木)06:00
終了: 2016/03/07(月)07:00
※アメリカ地域・日本時間
開始: 2016/03/03(木)02:00
終了: 2016/03/07(月)20:00
開始: 2016/03/03(木)02:00
終了: 2016/03/07(月)20:00
※「酒場の喧嘩」とは? → 酒場の喧嘩(Tavern Brawl)
対戦ルール
- 各プレイヤーは第1ターンの開始時に、6種類の運命カードのうち4種類を発見する。
- 各プレイヤーは、ターンの開始時に、ヒーローの体力と装甲の合計値が20以下であれば、6種類の凶運カードのうち4種類を発見する。
この発見は、各プレイヤーともに、試合中に1回だけ発動される。 - 全クラスのヒーローが使用可能で、通常のルールに基づいてデッキを作成する。
ルールの補足説明
今回の特殊ルールは、ゲーム内で提示される説明だけでは、少々理解しづらい内容となっています。
双方のプレイヤーは、試合開始時に、4つ提示される運命カードの1つを選択します。
双方のプレイヤーは、ヒーローの体力が20以下となったときに、4つ提示される凶運カードの1つを選択します。
運命カードも凶運カードも、選択された時点から、その後の試合内容に影響を及ぼし続ける効果を発動します。
例えば運命: 呪文が選択されると、その試合中はずっと、全ての呪文のコストが1減少します。
運命カードも凶運カードも、効果は両方のプレイヤーに適用されます。
自分が運命: 呪文を選択したとしても、相手の呪文のコストも同じく1減少します。
運命カード
各プレイヤーの第1ターンの開始時に、以下の中からランダムに選ばれた4種類が提示されます。
凶運カード
ターンの開始時に、ヒーローの体力と装甲の合計値が20以下であると、以下の中からランダムに選ばれた4種類が提示されます。
補足情報
- コレクションとして収集したカードだけをデッキに組み入れることができます。
酒場の喧嘩専用のデッキ・スロットは1つだけです。 - 運命カードと凶運カードの中で、選択したときだけ効果が発動するのは以下の3種類です。
運命: ポータル
凶運: マーロック
凶運: 不安定なポータル
その他のカードは、選択した後も、試合終了まで効果が発動され続けます。 - ミニオンに沈黙をかけても、運命カードと凶運カードがもたらす効果は排除されません。
これらの発動を阻止する手段はありません。 - 双方のプレイヤーが、同じ運命カード、もしくは同じ凶運カードを選択することもできます。
そして、その効果は重複します。
双方が運命: 装甲を選択すると毎ターンに装甲が4与えられ、双方が運命: バナナを選択するとミニオンの死亡時に2枚のバナナが与えられます。
凶運: 挑発、突撃と凶運: 疾風は、効果が重複することに意味はありません(重複してもしなくても同じ効果)。 - ヒーローの体力と装甲の合計値が20以下になると、その時点で、凶運カードの発見が間もなくであるというメッセージが表示されます。
しかしながら、メッセージが表示された後にヒーローが回復されて、「体力+装甲」が20を超えると、ターンの開始時に凶運カードの発見は行われなくなります。
その後に、再び「体力+装甲」が20以下となった状態でターンが始まると、凶運カードの発見が行われます。 - 凶運カードの発見は、各プレイヤーともに、1試合につき1回だけ発動されます。
攻略情報
- 運命カードや凶運カードの内容と相乗効果をもたらす戦術で臨むことが、一般的な攻略法となります。
例えば、運命: 装甲は、装甲を有用に扱える長期戦用のウォリアーのデッキと好相性です。
運命: コインと凶運:マナバースト は、コストが高いカードを多用するデッキと好相性です。 - 運命カードと凶運カードの発見時に、それぞれ狙っているカードが不運にも提示されないことがあります(6種類中4種類だけが提示されるため)。
呪文のプレイと作用するカードを多用する戦術は、複数の運命カードや凶運カードと好相性であるため、不利となるケースが少なくなります。
呪文のプレイと作用するカードを有用に扱えるメイジは、今回の酒場の喧嘩における有力クラスの一つです。 - 多くの運命カードと凶運カードは、双方が呪文カードをプレイする機会を増やします。
そのために、敵の呪文のプレイを阻害するカード(トログ族やロウゼブなど)は有用となり得ます。 - 多くの運命カードと凶運カードは、双方のミニオンに断末魔能力を付与します。
そのために、断末魔と作用するカードやリトル・エクソシストなどは有用となり得ます。 - 敵のヒーローの「体力+装甲」が20となる時点では、自軍を拡張し過ぎないように注意します。
相手の凶運カードの選択時において、凶運: マーロックが発動されると、テンポを大きく損なう可能性があります。 - 運命: コイン、運命: バナナ、凶運: カードが複数選択されたら、その試合では手札の枚数に注意します。
ミニオンが破壊されるごとに複数のカードが手札に加わるため、手札の枚数が10を超えてあふれやすくなります。
運命カードと凶運カードの追加情報
運命: 装甲
- 装甲2は、各ターンの開始時に与えられる。
- ウォリアーのシールドスラムと好相性。
- ヒーローの体力をリソースとする、武器使用クラスやウォーロック向け。
- 相手の速攻系デッキのカウンターに。
- 有効となるデッキ: 長期戦用のデッキ全般(特にウォリアーとウォーロック)
運命: 混乱
- 各プレイヤーのターン終了時に値の入れ替えが発生する。
自軍のミニオンの攻撃力と体力は、相手のターンになると反転し、自身のターンになると元に戻る。 - 攻撃力を一時的にでも高めると、ターンの終了時に体力に変換され、その増加分は永続する。
鬼軍曹、ダークアイアンのドワーフなどが有用に。
マナ中毒者なども。 - 存在するだけでミニオンのステータス値を高めるダイアウルフ・リーダーなどは、攻撃力と体力の入れ替え後に改めてステータス値を高めるため、各プレイヤーのターンが終わるたびにミニオンのステータス値合計を無制限に上昇させ続ける。
他にレイドリーダーやストームウィンドの勇者など。
(※この現象の詳細 → 攻略・Curse of Naxxramas – Heroic #13: Thaddius) - シャーマンのカウンターに。
攻撃力0のトーテムはただちに破壊される。
運命: ポータル
- 呪文のプレイと作用するカードと好相性。
フレイムウェイカー、ヴァイオレット・アイの講師、熱狂する火霊術師など。 - 早期のカード切れを狙うミル系のデッキのカウンターに。
- ランダム要素が高く、コントロールしづらい。
初心者にとってはカードの資産差を埋めやすい。
運命: コイン
- 呪文のプレイと作用するカードと好相性。
フレイムウェイカー、ヴァイオレット・アイの講師、熱狂する火霊術師など。 - カードのプレイと作用するカードと好相性。
クエスト中の冒険者、エドウィン・ヴァンクリーフなど。 - 手札が多くなることで有利を得るカードと好相性。
トワイライト・ドレイク、山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人など。 - ローグのコンボと好相性。
- ミニオンを多用したり、複数のミニオンを召喚する能力と好相性。
- コストが高いカードをプレイしやすい。
- 有効となるデッキ: テンポ・メイジ、ミラクル・ローグ、手札をあふれさせるミル系など
運命: 呪文
- 呪文を多用するデッキと好相性。
- 早い段階から呪文を組み合わせたコンボを発動しやすくなる。
- 有効となるデッキ: テンポ・メイジ、コンボ・ドルイドなど
運命: バナナ
- ミニオンが破壊されると、バナナ、ビッグ・バナナ、腐ったバナナ、アベコベ・バナナからランダムに選ばれた1枚が手札に加わる。
- 呪文のプレイと作用するカードと好相性。
フレイムウェイカー、ヴァイオレット・アイの講師、熱狂する火霊術師など。 - カードのプレイと作用するカードと好相性。
クエスト中の冒険者、エドウィン・ヴァンクリーフなど。 - 手札が多くなることで有利を得るカードと好相性。
トワイライト・ドレイク、山の巨人、ゼンマイ仕掛けの巨人など。 - ミニオンの強化と作用するカードと好相性。
反響ウーズ、ダークベインとライトベイン、ドラゴンキン・ソーサラー、スペルベンダーなど。 - ローグのコンボと好相性。
- ネルビアンの卵やガズロウと好相性。
- ミニオンを多用したり、複数のミニオンを召喚する能力と好相性。
- 有効となるデッキ: テンポ・メイジ、ズー・ウォーロック、ミラクル・ローグ、シャーマン全般、手札をあふれさせるミル系など
凶運:マナバースト
- コストが高いカードをプレイしやすい。
- カードを組み合わせたコンボを発動しやすくなる。
凶運: カード
- 低コストのカードを多用するデッキで有用。
- 早期のカード切れを狙うミル系のデッキで有用。
凶運: 不安定なポータル
- 呪文のプレイと作用するカード、カードのプレイと作用するカード、手札が多くなることで有利を得るカードと好相性。
- 手札をあふれさせるミル系のデッキで有用。
凶運: 疾風
- 効果が付与されるのは、手札からプレイされたミニオンのみ。
ミニオンや呪文などから召喚されたミニオンは対象外。 - すでに疾風を持つミニオンには効果なし。
- 突撃を持つミニオンや、高い攻撃力のミニオンが、敵のヒーローに大ダメージを与える存在に。
カードの組み合わせによっては、1ターンで致命傷を与えることも。
凶運: 挑発、突撃
- 効果が付与されるのは、手札からプレイされたミニオンのみ。
ミニオンや呪文などから召喚されたミニオンは対象外。 - すでに挑発や突撃を持つミニオンには効果なし。
- 挑発や突撃と作用するカードと好相性。
奮起、ウォーソングの武将など。 - ステータス値が高いミニオンは攻守に活躍できる。
古代の番人や不気味な像は、攻撃できないが安価で強力な盾に。
凶運: マーロック
- 選択時点で場にいたミニオンだけが対象。
その後に場に現れるミニオンには一切影響しない。 - 拡張した敵軍を弱体化させ、劣勢を挽回する用途に。
自軍のミニオンも変身することに注意。 - マーロック・デッキで有用となる可能性も。
フリー・カード(基本セット)のみのデッキの構築例
シャーマン
- 中期~長期戦向けのデッキです。
原則的に、運命カードはバナナを選択し、ヒーローパワーで召喚するトーテムを有効に活用します。 - バナナが提示されず、相手が短期~中期戦向けの戦術でありそうな場合は、装甲を選択します。
バナナが提示されず、高コストのカードばかりが最初の手札にある場合は、コインを選択します。
カードの資産差で勝利できない場合は、ポータルを選択し、ランダム要素に頼るのも手段の一つです。 - 相手がメイジやローグである場合は、コイン、呪文、バナナを選択しないようにします。
相手がウォリアーであったり、長期戦向けの戦術でありそうな場合は、装甲を選択しないようにします。 - 相手が運命: 混乱を選択すると苦戦を強いられます。
その際に炎の舌のトーテムを召喚する場合は、召喚したターンのうちに岩穿ちの武器、シャタード・サンの聖職者、ストームウィンドの勇者で攻撃力を高めないと、ターンの終了時に破壊されてしまいます。 - 場をコントロールしながら多数のミニオンを自軍に配置して、フロストウルフの将軍を大型化させたり、血の渇きを発動することで勝利を目指します。
フリー、コモン、アドベンチャー・カードのみのデッキの構築例
メイジ
- 呪文のプレイと作用するカードを多用するデッキです。
プレイできる呪文を増やすため、運命カードはポータル、バナナ、コインを選びます。 - 相手がローグ(ミラクル、ミル)である場合は、バナナとコインを選ばないようにします。
- 大魔術師アントニダス、ローニン、ドクター・ブームを所持していれば、ネファリアンと入れ替えます。
動物変身と入れ替えても構いません。