ハースストーンのタイ語版がリリースされることが、公式サイトで3月4日に発表されました。
東南アジア地域で、ブリザード社のゲームが公式にサポートされるのは初めてのことです。
もちろんタイにとっても、ブリザード社のゲームが公式にローカライズされるのは初めてのことです。
タイ語は、ハースストーンがサポートする15種類目の言語となります。
日本語に続き、2番目にハースストーンへ追加される言語です。
ゲーム内のテキストはもちろんのこと、音声やサポート体制もタイ語化されるとのことです。
ハースストーンのタイ人プレイヤーがより一層増えることは間違いありません。
タイは東南アジア諸国であるため、アメリカ地域がデフォルトのプレイ地域となります。
日本のデフォルトのプレイ地域である、アジア地域ではありません。
公式世界大会である「ハースストーン選手権ツアー」においては、タイを含めた東南アジアはアジア太平洋地域に属します。
したがって、タイ人プレイヤーは公式世界大会で、日本人プレイヤーも出場するアジア太平洋選手権に出場します。
ここ数年で、東南アジア地域のモバイル・ゲーム市場は急速に成長している模様です。
スマートフォンとWifiの普及が進んでいるからです。
タイは、東南アジア地域において、マレーシアに次いでスマートフォンの普及率が高い国であるとのことです。
主に韓国製のモバイル・ゲームがプレイされ、最近では日本製のモバイル・ゲームも国内で流行しているそうです。
日本と同様に、タイはモバイル・ゲームの海外展開において重要な国であるとみなされ、ブリザード社が先手を打っておさえた模様です。
タイ国内でモバイル・ゲーム事業を手掛けるINI3 Digital社が、ブリザード社のパートナーとなって、ハースストーンのタイ語版の運営に協力します。
2年前には、ソフトバンク社の子会社であるソフトバンク・ベンチャーズ・コリア社が、Ini3 Digital社に出資したことが報じられました。
東南アジア市場へ進出する足掛かりとするためです。
つい先日に、タイ国内で開催されたタイ語版のプロモーション・イベントにおいて、「タイ語版はパッチ4.2で登場する」という公式発表があったことが話題になっています。
現在のパッチ・バージョンは4.1です。
次の拡張セットは、メジャー・パッチとなるパッチ5.0でリリースされることが確実視されています。
日本語版はマイナー・パッチの3.2で追加され、直後のメジャー・パッチの4.0で「リーグ・オブ・エクスプローラー」がリリースされたことも、それを裏付けています。
よって、次の拡張セットがリリースされるまでに、少なくとも一度はパッチが適用されることになります。
ほぼ間違いなく、パッチ4.2に次の拡張セットは含まれません。
よって、拡張セットのリリース日と同時に登場することが公式に発表されている「スタンダード・フォーマット」も、パッチ4.2からは開始されないことになります。
デッキ・スロット数の増加(9スロットから18スロット)が、パッチ4.2に含まれる可能性は十分にあります。
「デッキ・スロットは拡張セットのリリース日よりも前に増加される」と公式に発表されているからです。
基本セットとクラシック・セットの大規模なカード修正が、パッチ4.2に含まれる可能性もあります。
日本語版が追加されたパッチ3.2では、ウォーソングの武将の能力が変更されました。
つい最近に発表された「デッキ・レシピ」が、パッチ4.2に含まれる可能性は低いと思います。
次の拡張セットのカードを用いる「デッキ・レシピ」が存在すると思われるからです。
タイ語版、すなわちパッチ4.2は、今月中にリリースされると公式に発表されています。
Reddit (Hearthstone) – Patch 4.2 coming this month, revealed by HearthstoneTH Facebook Page