新しい拡張セット「旧神のささやき」の投票企画第2弾が始まりました!
投票企画とは、拡張セット「ゴブリン vs ノーム」でも行われたリリース前のキャンペーンです。
提示された新カードのイラストを、コミュニティが鑑賞し、内容の詳細を知りたいカードに投票するという内容です。
前回の投票企画との違い(※クリックで開く)
活躍が目覚ましい、ハースストーンにおいて世界的に有名なプロ選手とのコラボレーションが実現しています!
どうやら、各新カードは、それぞれ個別に割り当てられたプロ選手から発表される模様です。
今回の企画は、新カードに対する純粋な投票ではなく、プロ選手の人気投票も兼ねるような様相を呈しています。
企画1回ごとの投票対象が2種類から5種類に増えました。
前回は2~3日ごとに2種類の中から1つを選んで投票する企画でしたが、今回は約1週間ごとに5種類から1つを選ぶ形式となりました。
もちろん、1人につき1つしか投票できないので、より吟味する必要があります。
投票数が少ない結果に終わったカードも、詳細内容が明かされるようになりました。
多数に選ばれなかった方はリリース直前まで秘密のままとなっていましたが、今回は投票が多い順番に1枚ずつ発表され、次の投票までには全てのカードが明かされる模様です。
これは良い変更点だと思います。
Twitterのツイート以外でも投票できるようになりました。
前回はTwitterでツイートしたくなかったり、Twitterアカウントを持っていない場合は参加できませんでしたが、今回は単純に公式サイトの「投票する」ボタンを押すだけで投票できます。
もちろん、引き続きTwitterによるツイートでの投票も受け付けられる他、Facebookでの投票も受け付けられることになりました。
第2回の投票の対象となるのは、以下の5種類のカードです。
Firebat選手が発表する予定であるカードのイラストには、マーロック種族と思われる小型のキャラクターが描かれています。
このキャラクターは杖を片手に携え、魔法を放っているように見えるため、魔法使い系のマーロックではないかと思われます。
多くのマーロック種族は知能が低く、集団による肉弾戦を得意としますが、最近では魔法を扱うマーロックが増えているようです。
マーロックが扱う魔法のほとんどは、風と地の聖霊魔法です。
特筆すべきなのは、このキャラクターには足がなく、脚部が複数の触手で構成されていることです。
このような形態のマーロックは、私には探し当てることができませんでした。
旧神の力によって支配され、形態の一部が変化してしまったマーロックである可能性もあります。
Reynad選手が発表する予定であるカードのイラストは、スペルのGrimoire of Sacrificeのアイコンと酷似しています。
Grimoire of Sacrificeは、World of Warcraftにおけるウォーロックのスペルの一つです。
召喚している悪魔をいけにえとして破壊することで、自身の能力を強化し、いけにえとした悪魔の能力の一部を吸収する効果をもたらします。
ただ、このイラストの古代書籍は、まがまがしいトゲと触手によって冒されているようにも見えます。
パラディンが扱うLibram(古代書籍)、プリーストが扱う聖書などが、旧神の力によって冒され、破滅に導く記載内容に変貌してしまう――そのような情景を連想させるイラストです。
Roger選手が発表する予定であるカードのイラストは、一見してはっきりとわかる、旧神の力によって支配されてしまったキャラクターが描かれています。
頭部に角があり、半獣人であり、背景に木々があることから、高い確率でKeeper of the Grove(木立の番人)であると思われます。
World of WarcraftにおけるKeeper of the Groveは、セナリウスの子孫にあたると考えられています。
森林の世界を司るセナリウスより、木立の場を守護し、自然の摂理を保つよう命じられています。
Keeper of the Groveの長であるセナリウス自身ではないかという予想も、少数ながら見受けられました。
その根拠は、World of Warcraftの最新作「Legion」において、セナリウスは堕落してしまうからです。
旧神によって汚染されたエメラルド・ドリームの一部にセナリウスはとらわれ、正気を失い、プレイヤーたちやマルフュリオンと敵対するボスとして登場する予定です。
Saviz選手が発表する予定であるカードのイラストには、フェイスレス種族のキャラクターが描かれています。
フェイスレス種族は、主力の兵士として旧神に仕えています。
その容姿は、ゴブリン種族のスタート地点でプレイヤーの前に立ちはだかった、ナーガ種族のリーダーとして登場したFaceless of the Deepと似ています。
また、海底地域ヴァシ=アーのダンジョンのボスである、Commander Ulthokにも似ています。
Ulthokは、レディ・ナズジャールに続く同ダンジョンの第2のボスで、触手や呪いで動きを制限してきたり、床一面にダメージ・ゾーンを展開します。
ZhangDing選手が発表する予定であるカードのイラストには、大型のドラゴンが描かれています。
悪魔のような眼や触手が体の一部に存在することから、旧神の力によって支配されて形態が変化しているものと思われます。
とすれば、「旧神のささやき」のテーマの一つでもある、「既存のカードの変化形」となるカードかもしれません。
既存のドラゴン種族のミニオンで、藍色がかった黒竜といえば、アジュア・ドレイクやトワイライト・ドレイクなどが挙げられます。
レジェンド級の既存のドラゴンで、色や形態がイラストと似ているのは、ネファリアン・オニクシア兄妹、およびマリゴスあたりです。
「World of Warcraft: Legion」において汚染されて完全に堕落してしまうイセラではないかという予想も見受けられましたが、彼女を象徴する王冠が頭部にないことが、その可能性を低くしています。
どのカードの内容を知りたいでしょうか。
また、どのプロ選手に、最初にカードを発表してほしいでしょうか。
公式サイトより、ぜひ投票に参加してください!
投票の締め切り日は公式に発表されていません。
投票の多い順に1枚ずつカードが発表されます。
投票の結果によって明らかになったカードも含めた、全ての「旧神のささやき」の新カードは、以下のカードリストに掲載していきます。