11月5日未明に、「BlizzCon 2016」においてハースストーンの拡張セット第4弾「仁義なきガジェッツァン」が発表されました。
その発表の中で、コミュニティに最も大きな衝撃を与えたのは、新カードのカザカスの能力でした。
カザカスは、メイジ、プリースト、ウォーロックのクラスだけが扱える中立のレジェンド・ミニオンです。
非合法のポーションの精製を得意とする組織の「カバール」のリーダーです。
そのカザカスの能力について解説します。
カザカスの能力は「雄叫び: 自分のデッキに重複するカードがない場合、即興呪文を1つ作成する」です。
つまり、レノ・ジャクソンと同様に、残りのデッキ内にあるカードが全て異なる種類の1枚ずつである場合のみ、能力を発動できることになります。
レノの体力全快もぶっ飛んでいましたが、このカザカスの能力もぶっ飛んでいます。
能力を発動できる場合――
まず、コスト1の呪文、コスト5の呪文、コスト10の呪文のどれを作るのかを選択します。
コストを選択したら、次は呪文の第1の効果を選択します。
最後に、呪文の第2の効果を選択します。
すると何と、第1の効果と第2の効果が組み合わされた、オリジナルの「カザカスのポーション」という呪文が生成されます!
この例では、第1の効果として「全てのミニオンに6ダメージを与える」を、第2の効果として「この試合で死亡した味方のミニオンを3体復活させる」を選んでいました。
よって、「全てのミニオンに6ダメージを与え、この試合で死亡した味方のミニオンを3体復活させる」というオリジナルの呪文ができあがったのです。
そして驚くことに、最終的に生成されるポーションの組み合わせ総数は100種類にも及ぶとのことです。
なお、「ガジェッツァン」がリリースされても、依然としてレノ・ジャクソンは「スタンダード」で使えるために、カザカスはレノと併用することができます(メイジ、プリースト、ウォーロックのみ)。
ポーションの全ての効果を、以下の投稿に掲載しています。
併せてご覧ください。