第9号では、謎の隠密組織である「翡翠蓮」に特化した内容の記事が掲載されていました。
大富豪の末裔(まつえい)であるアヤ・ブラックポーが、慈善活動の一環としてガジェッツァンに古代博物館を設立したことが大きく報じられています。
アヤは、実は「翡翠蓮」の首領であり、翡翠の収集を強化するために博物館の設立を請け負いました。
破壊兵器として「翡翠蓮」が密かに量産している翡翠のゴーレムの材料に、その翡翠が用いられます。
記事中にある「気色悪い無数の像」「呪いの像」とは、この翡翠のゴーレムを示しています。
博物館の管理者であるゴヤ夫人は、「仁義なきガジェッツァン」でもミニオンカードとして登場しました。
パンダレン種族であることから、彼女も「翡翠蓮」の一員なのでしょう。
秘宝の無料鑑定サービスを行っており、翡翠が含まれる品は高値で買い取って「翡翠蓮」に渡しています。
また、ゴヤ夫人は、翡翠のコレクションを博物館の展示品とするべく、その提供を広く募っています。
市民から預かって展示した翡翠のコレクションはいずれも、しばらくすると強盗に遭って消失していまいます。
もちろんこれは「翡翠蓮」による自作自演の盗難事件であり、「盗まれた」翡翠のコレクションは翡翠のゴーレムと化します。
写真に映る化石は、「リーグ・オブ・エクスプローラー」で登場したデビルサウルスの化石ではないかと目されています。
「ヒトデ流インターナショナル忍術道場」も、なかなかにブッ飛んだ広告です。
普通、MMAといえば総合格闘技の「Mixed Martial Arts」のことを指しますが、ガジェッツァンにおいては「Murloc Martial Arts」の略称であるようです。
講師は皆、熟練のマーロックの戦隊長であるとのこと。
その登場が衝撃的であった、飛刀手流忍者・六丸が所属している道場です。