ためらうことなく同種族も粛清
旧神の影響下にないラシオンが、自分はブラック・ドラゴンであることを自覚すると、監視者という本来の存在目的のとおりに、アゼロスの管理と保全のために活動し始めます。
彼が「World of Warcraft: Catclysm」で初登場したときに企てたミッションが、すでに絶滅しかけていた自分以外のブラック・ドラゴンを完全に根絶やしにすることです。
汚染されたブラック・ドラゴンは、アゼロスの保全を著しく妨げる存在であるため、ラシオンにとっては同種族であっても容赦なく粛清するべき対象でした。
人間種族に化けても肌が特殊な黒色となって目立つことを嫌がり、個人的にも孤独でいることを好むラシオンは、誰にも気付かれずに依頼できて隠密に暗殺してくれるローグに、ブラック・ドラゴンの粛清を任せました。
その報酬は、この世のものとは思えぬ強力な武器です。
最後の粛清対象である、自分の始祖かつリーダーであるデスウィングが倒されると、デスウィングの牙を材料にしたレジェンド武器を作成し、依頼の報酬としました。