ナックルズは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
ナックルズの名は、新聞「ガジェッツァン・ガゼッタ」において二度掲載されました。
一度目は、公式サイトで最初に発表された「ガジェッツァン・ガゼッタ」である32巻7号です。
この記事中で、ガジェッツァン市長のノッゲンフォッガーが、治安関連の質問をぶつける報道記者を追い返そうとして、ナックルズに出口まで案内するよう命じた様子が記述されています。
ナックルズは、ノッゲンフォッガーと行動を共にしている、ボディガードの役割も果たしている獣人であるようです。
二度目は、「ガジェッツァン・ガゼッタ」の32巻10号のスポーツ特集で大々的に報道されました。
原作でも存在するガジェッツァンの闘技場において、ナックルズは32回も王座を防衛しているというのです。
「パンチ1発でパラディンKO」「目隠ししたままメカ粉砕」「ぬるぬるのマーロック25体つかみどり」などと、大きな拳で豪腕を振るう猛者であることが強調されています。
ナックルズは農作物以外の報酬を要求しないので、プロモーターにとっては「金のなる木」に等しい存在である模様です。
そのナックルズには、摂取することで強大化する汚染バナナを食したという疑いがかけられています。
同じ汚染バナナを食したゴブリンが、オークほどの大きさになったことが目撃されたため、ナックルズの「ドーピング疑惑」が主張され始めたのです。
しかしながら、闘技場の役員たちはナックルズに「真っ二つに引き裂かれる」ことを恐れているため、この件に関しては今もなお特別な措置がとられていないとのことです。