蒐集家(しゅうしゅうか)シャクは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
シャーと呼ばれる邪悪な霊の1体です。
大昔に、パンダリア大陸を支配していた旧神のヤシャラージュがタイタン種族によって破壊されると、ヤシャラージュは断末魔としてシャーの呪いをパンダリア全土に残しました。
パンダリアで活動する生物が恐怖、狂気、怒りを発すると、それらのネガティブな感情を吸収して、具現化する悪魔のシャーを誕生させるという呪いです。
ネガティブな感情を発した者に取り憑く(とりつく)こともあります。
シャーは、「World of Warcraft」の拡張セット「Mists of Pandaria」における、メインの敵対キャラクターとして登場しました。
そのシャーであるシャクは、パンダリア大陸から遠く離れたガジェッツァンで活動しています。
フレーバー・テキストからアヤ・ブラックポーとの関連性が認められているため、シャクも「翡翠蓮」の一員であり、他のメンバーと同様にはるばるパンダリア大陸から越して来たと考えられます。
具体的な経歴や活動内容は明らかになっていませんが、ローグ・クラスということもあり、ガジェッツァン市内で盗みを働いて「翡翠蓮」に貢献しているのだと推測されます。
シャクの二つ名(Collector=収集家=蒐集家)やフレーバー・テキストは、収集したあらゆる盗品を自宅にため込む趣味が彼にはあることを示しています。
開発陣のベン・ブロード氏は、シャクはシャーの中でもとりわけ高度な知覚性を有していると紹介しています。
@JackieKogworks He is a sha creation, like those smaller ones in that picture you linked. But he has gained a much higher level of sentience
— Ben Brode (@bdbrode) 2016年11月7日