非売品であるプレミアム公式グッズ「ガジェッツァン・ファミリー・キット」の内容を詳しく紹介します。
続けざまに、「オレンジのリボンを付けているキャラクターが『仁義なきガジェッツァン』にいただろうか」とも思いました。
その後に読んだウェルカム・レターに、「#GrimyGoons bowtie」という記述があったことで、これはリボンではなく蝶ネクタイ(bow tie)なのだと判明したのです。
近くに寄って、よく見てみると、あちこちにメリケンサックの刺しゅうが施されています。
これも当初は「仁義なきガジェッツァン」セットのシンボル・マークだと思っていたのですが、暴力集団「グライミー・グーンズ」を象徴するデザインだったのですね。
ビジネス・シャツとサスペンダーを身に付け、首周りにこの蝶ネクタイを留めることで、一人前の「グライミー・グーンズ」の構成員として振る舞うことができます。
ガジェッツァンの三大犯罪組織の一つである「グライミー・グーンズ」は、ドン・ハン=チョーが率いています。
双頭のオーガである彼は、右半身でビジネスマンとしての一面を、左半身で暴力団としての一面を表していて、「二頭体制」と自称する類まれなる合理性を発揮して裏社会を駆け上がりました。
そのサクセス・ストーリーに惹(ひ)きつけられた、ガジェッツァンの血気盛んな不良の連中にとっては、カリスマ的な存在でもあります。
いつしか「グライミー・グーンズ」の構成員たちは皆、帽子、チョッキ、サスペンダー、ピンストライプの服、そしてオレンジ色のネクタイを好んで身に付けるようになりました。
それらは全て、彼らが心服してやまないボスのハン=チョーの服装であり、見た目だけでも真似ることでボスへの忠義と敬愛を表現しているのです。
ハースストーンのロゴが施された厚いガラス製のボトルは、ワイン・レッド色に輝いています。
これは、犯罪組織の「カバール」に精通している方ならば、ひと目でわかるアイテムでしょう。
「カバール」を象徴する赤マナで精製されたポーションです。
木製の栓できっちりと密封されているボトルの内部には、実際に液体が入っています。
全アイテムの中で、インテリアの置物として最も見栄えがよいのではないかと思われます。
「仁義なきガジェッツァン」の設定上ではポーションを軽々しく服用しないようにと忠告されていますが、これも飲料水ではないので絶対に飲んではいけないアイテムです。
こちらも蝶ネクタイと同様に、すぐには何のアイテムかわかりませんでしたが、ウェルカム・レターの説明書きによって「翡翠蓮」のバンダナであることが判明しました。
「翡翠蓮」を象徴する翡翠色を中心とした色柄です。
バンダナであるとは説明されていますが、大きさ的にも、頭を覆う用途ではないのだと推測されます。
そもそも、「翡翠蓮」所属の構成員は一様に笠をかぶっていて、頭にバンダナをまとっているキャラクターは見かけません。
おそらくは、顔の下半分を隠すマスクとして用いるのでしょう。
翡翠の鎌刀になりきるならば、必須のアイテムとなりそうです。
「翡翠蓮」を象徴する色は、このバンダナのような、青味がかった緑の翡翠色です。
「翡翠蓮」の主要な活動内容が翡翠の収集であることに起因しています。
彼らがひたすらに翡翠を集めている理由は、彼らが世界征服を果たすのに必要な兵器である、翡翠のゴーレムを量産するためです。
「翡翠蓮」の首領であるアヤ・ブラックポーは、生産数が増えるごとに際限なく強大化していく自動兵器のゴーレムを、原材料となる翡翠から生産できるのです。
拠点をガジェッツァンに移してからは、アヤは「翡翠蓮」に命じて市内から翡翠の品を盗ませたり、慈善事業と称して設立した博物館で翡翠の買取サービスを展開して、翡翠の収集を強化しています。
「ガジェッツァン・ファミリー・キット」の内容の一部を掲載しました。
非売品であり、入手手段が非常に限られているレア・アイテムを獲得するチャンスを、ぜひお見逃しなく!