非売品であるプレミアム公式グッズ「ガジェッツァン・ファミリー・キット」の内容を詳しく紹介します。
小型ながら存在感が大きい、オレンジ色の袋が同梱されています。
同じくオレンジ色である紐で縛られていて、持つと何かが入っていることがわかります。
開けてみると――
5枚の金貨が入っていました!
ハースストーンのロゴ・マークが施されていることから、どうやらこれはハースストーンのゲーム内で登場するコインであるようです。
「仁義なきガジェッツァン」におけるコインと言えば、偽造コインですよね。
スパイ組織の「翡翠蓮」が密造している偽物の通貨です。
当初はその偽造コインではないかとも考えられましたが、描かれてあるべきアヤ・ブラックポーの肖像画がないために、通常のコインであると認められます。
では、このグッズは「仁義なきガジェッツァン」とどう関連しているのでしょう?
――いました。
「ガジェッツァン」の公式トレイラーに登場する、ウサギのヴァーメン種族が、このコイン入りの袋を手にしているのです。
彼は、どうやら「翡翠蓮」のメンバーであるようです。
さらに思いがけなかった事実は、このオレンジ色のコイン袋は、もともとはゴブリンの持ち物であったということです。
ウサギ君は「翡翠蓮」所属のスリであり、「グライミー・グーンズ」所属のゴブリンからコインをかっさらった――そんな筋書きがあったのですね。
無駄に凄いと思われることが、同じトレイラー動画において、このスリに続きのストーリーがあることです。
「グライミー・グーンズ」の連中にウサギ君が追われる過程で、盗んだコイン袋に穴が開き、中に入っていたコインがばらまかれてしまうのです。
(※補足: グッズのコイン袋は穴あき等がない完品です)そして、哀れなウサギ君は、とうとう「グライミー・グーンズ」のボスであるハン=チョーに捕まり、お叱りを受けてしまいます。
すぐ隣りにいる、袋をスられたゴブリンが、「ボス、このウサギ野郎ですぜ」などと告げ口しているのでしょうか。
話題がコイン袋からウサギ君に移ってしまいましたが、とにかく彼は様々なシーンで映し出されています。
格好からヴァーメンの師匠であるとも見受けられますが、「師匠」というには小物感が強い気もしますね。
複数ある大きな印刷物を一つ広げてみると――
バーン!
巨大な英字新聞が現れました。
これはもう、皆さんご存知ですよね。
「仁義なきガジェッツァン」のリリース前企画として複数用意された、新聞「ガジェッツァン・ガゼッタ」です。
このグッズは、最後の方に刊行された「ガジェッツァン・ガゼッタ 第10号」の実物版です。
三大組織の抗争ぼっ発という、「ガジェッツァン」のストーリーの中核部分にスポットをあてた記事です。
裏面には、第10号の2ページ目が印刷されています。
ブリザード社の公式イベント「BlizzCon 2016」でも、実物版の新聞「ガジェッツァン・ガゼッタ」が配布されていましたが、それと同じアイテムであるのかもしれませんね。
なお、本物の新聞のような薄い紙ではなく、光沢がある丈夫な印刷用紙が素材となっているため、ポスターとして部屋に飾ることもできます。
縦76mm、横50mmと、新聞の片面としては比較的大きなサイズです。
「ガジェッツァン・ガゼッタ」は、「仁義なきガジェッツァン」のリリース前企画として、公式サイト上で複数刊行されました。
「ガジェッツァン」の設定やキャラクターの大半は、原作のWarcraftの世界にはない、ハースストーン独自のコンテンツです。
その独特な世界を浸透させるために、ストーリーをほのめかすプロローグとして「ガジェッツァン・ガゼッタ」が登場しました。
報道形式で舞台を解説したこの企画は、コミュニティに大きな印象を与えました。
ハースストーンが取り扱う言語の全てに翻訳される、力の入れようでした。
もちろん日本語にも翻訳されたため、日本のコミュニティも楽しむことができました。
当サイトでは、「ガジェッツァン・ガゼッタ」に掲載された記事内容を解説する投稿を掲載しています。
「ガジェッツァン・ファミリー・キット」の内容の一部を掲載しました。
非売品であり、入手手段が非常に限られているレア・アイテムを獲得するチャンスを、ぜひお見逃しなく!