日本時間の18日未明に、ハースストーンの公式Twitchチャンネルにおいて、「大魔境ウンゴロ」のスペシャル・ライブが放送されました。
ハースストーンのシニア・ゲーム・デザイナーであるPeter Whalen氏と、e-SportsのコメンテーターであるSean “Day9” Plott氏が、「大魔境ウンゴロ」の新カードを発表するという内容です。
リリース日が差し迫る「大魔境ウンゴロ」の全容が、いよいよ明かされ始めることを告げる配信です!
相当にユニークな能力を持つカードがいくつか発表されました。
それらも含めて、この配信において判明した新カード11種の詳細内容を掲載します。
プレイした時点から、デッキに残る全てのカードが「発見カード」に入れ替わるという、強烈なインパクトを与える新カードです。
デッキの構成カード全てがワタリガラスの偶像である、酒場の喧嘩「アゼロスの偶像」をもたらすなどと、配信で紹介されていました。
長期戦向けのコントロール・デッキで用いられた、エリーズ・スターシーカーの代役となれるでしょうか。
そのエリーズ・スターシーカーの能力がもたらす黄金のサルや、闇との訣別とは異なり、自分の手札には影響を及ぼさないことが留意点です。
なお、入れ替わった「発見カード」は、コスト1の呪文になるとのことです。
コストに比しては、やや強いミニオンです。
フォーカスされた点は、断末魔を持つミニオンであるため、プリーストのクエストである目覚めよ創造主の「断末魔を持つミニオンを7枚手札から使用する」の達成条件を満たすということです。
ウォーロックのクエスト・カードが明らかになりました!
ウォーロックらしく、手札の破棄が達成条件となっています。
報酬はコスト5の呪文「Nether Portal」です。
この報酬となる呪文をプレイすると、同名のオブジェクトが自陣に召喚されます。
オブジェクトは、ミニオンと違って攻撃させることができないユニットですが、各種ダメージや能力の対象になることがなく、永続的に自陣で存在し続けます。
「大魔境ウンゴロ」は、場にオブジェクトを召喚する能力を提供する、初めてのカードセットとなります。
そして、その召喚されたオブジェクトの「Nether Portal」は、自分のターンの終了時に、2体もの3/2のインプ(おそらくは悪魔種族)を両隣に召喚し続けます。
オブジェクトに関与する能力が「ウンゴロ」で追加されなければ、相手はこのオブジェクトの活動を阻止することができず、インプの軍団に毎ターン悩まされることになります。
ドゥームガードと同様に、コストに比しては大変強力なステータス値を誇るものの、手札を2枚も破棄してしまうミニオンです。
ただ、上記のクエスト「Lakkari Sacrifice」と好相性であることは言うまでもありません。
Lakkariとは、「大魔境ウンゴロ」の舞台であるウンゴロ・クレーターに存在する、タールの池がある地域の名称です。
タールまみれとなった、Lakkari Felhoundのような生物が周囲に棲息しています。
余談ではありますが、原作「World of Warcraft」においては、Lakkariのタールの池をプレイヤーが泳ぐと、水泳速度が20%減少する状態異常が一時的に付与されます。