かつてのマッドサイエンティストのように、秘策を1枚引いて、さらにそれをプレイするまでの強力な能力ではありません。
秘策を1枚引いて、それを手札に加えるまでにとどまります。
しかしながら、2/2/3でカードを1枚引くという内容自体は――秘策に限定はされますが――やはり強力ではあります。
メイジの秘策はいずれもコストが3であるので、第2ターンで発動させることができれば、続く第3ターンで引いた秘策をスムーズにプレイできることになります。
このカードの発表が、今回の配信で最も盛り上がったのではないでしょうか。
次期「スタンダード」から退場するエリーズ・スターシーカーが、Trailblazer(開拓者)と称号を新たにして再登場しました。
彼女は、「ウンゴロ・パック」というコスト2の呪文カードを自分のデッキに混ぜる能力を発動します。
その「ウンゴロ・パック」を手に入れ、プレイすると――
カードパックの開封時のようなエフェクトを経て――
5枚のランダムな「大魔境ウンゴロ」のカードが手札に加わるのです!
動画の配信からは、自分のクラス以外のクラス専用カードも対象となるような印象を受けます。
なお、動画配信において、開発陣のPeter Whalen氏は「1回の開封につき平均1枚のレジェンド封入率」「レジェンドなしでも最低1枚はエピックのレアリティになる」と補足しました。
猛威を振るい続けている海賊に対するカウンターが、きっちりと用意されていました!
飢えたカニと同様に、種族を指定して破壊するミニオンです。
中立ですから、どのクラスでも、この海賊対策を用意できます。
獣種族であるため、ハンターとドルイドは、これをより有効に扱えます。
飢えたカニとは異なり、強化が+1/+1までにとどまっているのもポイントです。
海賊デッキ側が起用し、海賊パッチーズなどの自陣で不要となった海賊を食べさせて、テンポを大きく得られないよう配慮されています。
ゲーム史上最大級の強化能力が、パラディンにやってきます。
コスト2以下の突撃ミニオンを併用することで、1ターンのうちに10ダメージを与える手段にもなります。
仮に、直前のターンまでに召喚していた疾風ミニオンが自陣で生存していれば、10ダメージを2回発生させることが可能となります。
早くもコミュニティからはOTK(ワン・ターン・キル)の誘発の恐れが指摘されていますが、これまで開発陣はそれを排除する意向を示してきたため、その辺りのバランスは慎重に調整されていることを期待しています。