前回との違いは、「仁義なきガジェッツァン」「大魔境ウンゴロ」の各セットのカードが全て登場することです。
開始: 2017/04/13(木)06:00
終了: 2017/04/17(月)06:00
開始: 2017/04/13(木)01:00
終了: 2017/04/17(月)19:00
- ローグのヴァリーラ・サングイナーが双方のヒーローとなる。
クラスの選択はできない。 - ランダムに選ばれた呪文カード30枚で構成されたデッキを用いて対戦する。
デッキの編集はできない。 - 呪文カードをプレイすると、それと同じコストのランダムなミニオン1体が自陣に召喚される。
- 対戦フォーマットは「ワイルド」とする。
初期の酒場の喧嘩で高い人気を博した、第4回と第9回の「The Great Summoner Competition」の特殊ルールが採用されています。
ヒーローがヴァリーラ固定であり、デッキの内容が全てランダムな呪文カードで構築されることが、今回との相違点です。
双方のクラスはローグとなりますが、双方のデッキに組み入れられるカードは全クラスの呪文からランダムに選ばれます。
呪文をプレイすると、それと同じコストの全ミニオンの中から、ランダムに選ばれた1体が自陣に召喚されます。
例えば、コスト3の忘れ去られた松明をプレイすると、コストが同じく3であるミニオンが味方のミニオンとして召喚されます。
呪文のコストが変更されると、召喚されるミニオンのコストも変更されます。
例えば、コストが5から0に減ったしめやかな通夜をプレイすると、コスト5ではなくコスト0のミニオン(ウィスプなど)が召喚されることになります。
呪文のコストが増えた場合も同様です。
この対戦ルールにおいて最も留意すべき点は、ランダムなミニオンが召喚されてからプレイした呪文が発動されることです。
例えば――
- 捻じれし冥界をプレイすると、それをプレイしたことによって召喚されるランダムなコスト8のミニオンも、召喚後に捻じれし冥界によって破壊される。
- 進化の胞子で味方全体を適応させると、それをプレイしたことによって召喚されるランダムなコスト4のミニオンも、同じく適応する。
- メイルシュトロームのポータルをプレイした結果としてブラッドメイジ・サルノスが召喚された場合は、呪文ダメージ+1が適用されて敵陣全体に2ダメージを与える。
この対戦ルールによって召喚されるミニオンは、手札からプレイされていないので、雄叫び能力を発動しません。
選択、コンボの能力も同様です。
何らかの理由によって雄叫びミニオンが手札に入った場合は、それをプレイすることで、通常どおりに雄叫び能力を発動させることができます。
したがって、雄叫び能力を持つミニオンは、そのほとんどがコストに比しては弱いミニオンとなります。
ただし、負の雄叫び能力を持つ魔力のゴーレムなどは、それが発動されないために、逆にコストに比しては強いミニオンとなります。
この対戦ルールによって召喚されるミニオンは、手札からプレイした場合と同様に、召喚されたターンでは攻撃できません。
もちろん、突撃能力を持つミニオンは、登場した時点で攻撃可能となります。
- デッキの編集ができないので、カードの収集状況の差によるハンデが生じない対戦となります。
始めたばかりのアカウントでも互角の条件による対戦を楽しめます。 - 対戦フォーマットは「ワイルド」であるため、収集できる全てのカードが登場します。
デッキを構成するカードも、ランダムに召喚されるミニオンも、収集できる全てのカードが対象となります。 - デッキは、全クラスの呪文カードの中からランダムに選ばれた30枚で構成されます。
デッキを構成するカードのレアリティとコストの比率はある程度調整されているらしいのですが、その法則の詳細は不明です。
どうやら、コストは1~8に限定されている模様です。 - 何らかの理由によってミニオンカードや武器カードが手札に入り、それらをプレイしたとしても、特殊ルールは適用されず、ランダムなミニオンの召喚は発生しません。
- 敵のカードはおろか、毎ターンに自分の手札へ入るカードも予測できません。
事前に自分のデッキの内容を知ることもできません。
特殊ルールによって召喚されるミニオンもランダムに選ばれるため、運の要素の占める割合が非常に大きい対戦となります。 - ヒーローはローグ・クラスのヴァリーラに固定されているため、試合開始時のヒーローパワーは、双方ともに1/2の武器を装備する「ダガーの達人」となります。
- 後攻側がコインをプレイすると、コスト0のミニオン(ウィスプなど)が召喚されます。
- 試合内容には影響を与えませんが、Card Back(カード裏面のデザイン)は必ず「クラシック」になります。
「リーグ・オブ・エクスプローラー」で登場したミニオンカードの召喚石は、「The Great Summoner Competition」のルールを模した能力を有しています。
これは、同ルールがあまりに好評であったためにデザインされたのだと、「BlizzCon 2015」において発表されました。
今回の主役であるヴァリーラ・サングイナーは、若い頃に家族が皆殺しにされて孤児となり、盗みを繰り返して生計を立てていました。
盗品の中には、高値で売れる魔力を帯びた物品も複数ありました。
今回の酒場の喧嘩は、他クラスからあらゆる魔法を盗んで袋(デッキ)に詰め込んだヴァリーラを表現しています。
盗みの過程で捕らわれたヴァリーラは、闘技場の出場選手として闘技プロモーターに売られ、類まれなる剣闘士としての才能を開花させることになります。