太陽の番人タリムは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
アドベンチャー第3弾「リーグ・オブ・エクスプローラー」の第1区画「オルシスの寺院」でも多数登場した、半獣人であるトルヴィア種族です。
トルヴィア種族は、かつてはタイタン種族によって創造された、番兵となる石像でした。
主に宝物の収納所や古墳を守護する任務を与えられていました。
「大魔境ウンゴロ」における太陽の番人タリムは、クエスト「目覚めよ創造主」の舞台である遺跡の見張りをしているものと推測されます。
タリムが率いるトルヴィアの群れは、遺跡に近づいてきたドイル教授たちに対して「創造主」を目覚めさせるには多数のパワー・クリスタルが必要であると説明し、それを持たぬ者は遺跡に踏み入れることがかなわないと説明していました。
太陽の番人タリムは「World of Warcraft」では登場しませんが、同様のトルヴィア種族である太陽の番人クロイソスが、「World of Warcraft」のミニ・イベント「ウンゴロ・マッドネス」で登場していました。
ガルヴァドンは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
伝説の巨獣としてその存在が噂されていて、ドイル教授はこのガルヴァドンの研究を目的にしてウンゴロ探検へ参加しました。
「大魔境ウンゴロ」のガルヴァドンは、果たしてドイル教授の目前に現れて彼の念願を成就(じょうじゅ)させたばかりか、彼の心強いパートナーとしてウンゴロ探検に同行しました。
ドイル教授たちがリザード・マンの軍勢に囲まれた際には、ガルヴァドンは適応能力を繰り返し発動させながら、敵軍の多勢をもろともせずに蹴散らす様子が描かれています。
そのガルヴァドンを呼び寄せるクエストの「最後のカレイドサウルス」は、その名の通りにガルヴァドンがカレイドサウルス種の最後の生き残りであることを意味しています。
カレイドサウルスは、カレイドスコープ(万華鏡)を名前の由来にしていると推測されています。
カレイドスコープのように体の表面の色を変化させながら、潜在的なエレメンタルのエネルギーをパワーに変換する適応能力を有する恐竜種族です。
5回も適応するガルヴァドンは、そのカレイドサウルス種を象徴し、「大魔境ウンゴロ」で新たに追加された能力の適応を大々的にアピールする存在としてデザインされました。
太陽の砕片ライラは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
性別が女であり、ラグナロスなどのエレメンタル・ロードに匹敵するほどのエレメンタル種族であることだけが公式に発表されています。
後の開発者インタビューによって、プリーストにトリッキーな一面をもたらすためにライラの能力がデザインされたことや、元々は4マナのミニオンでテスト中に5マナへ弱体化されたことなどが明かされました。
希望の番人アマラは、Warcraftの世界には登場しない、ハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
太古にタイタン種族が創造した番人の一体であると目されています。
タイタンの番人たちは、アゼロス全土にある要所を守護することをそれぞれ任されています。
その中でアマラは、タイタン種族の実験場であったウンゴロ地方を監視することを命じられていて、いつしか広大なジャングルとなった後もウンゴロ一帯を守護する存在であり続けています。
「World of Warcraft」においてウンゴロ・クレーターを守護しているタイタンの番人はナブリヤなのですが、彼女との関連性は明らかになっていません。
「大魔境ウンゴロ」のリリース後に「カードの舞台裏: 希望の番人アマラ」という公式動画が配信され、アマラがレジェンド・カードとして誕生するまでの経緯が複数明かされました。
その希望の番人アマラを呼び寄せるクエストの「目覚めよ創造主」は、ウンゴロ地帯に存在する古代遺跡を舞台としています。
もちろん「創造主」とは希望の番人アマラであり、彼女を出現させて神秘な力を得ることを目的としています。
「大魔境ウンゴロ」においては、この遺跡はタリムが率いるトルヴィア種族によって保護されていて、地底の大洞窟にあるクリスタルがなければ「創造主」を目覚めさせることができないと説明されています。
晴れて「創造主」を召喚することに至ったドイル教授たちは、「創造主」の力によって開かれたウェイゲートをくぐって、ウンゴロ探検隊のもとへ戻ることに成功しました。
目覚めよ創造主、および希望の番人アマラは、「大魔境ウンゴロ」が発表された際に、同カードセットの目玉となるクエスト・システムの象徴として、最初に公表されたクエストおよびクエスト報酬でした。
目覚めよ創造主は、クエストのデザインの初期段階においては、「このカードが自分の唯一の手札である場合、ウンゴロパックに変身する」という内容であったことが明かされています。
<目次>
中立 | 霊の歌い手ウンブラ |
中立 | ヴォラックス |
中立 | 先遣隊長エリーズ |
中立 | ジャングルハンター・ヒーメット |
ヒーメット・ネッシングウェアリー――狩猟道を極めんとするアゼロス至高のハンター | |
中立 | オズラック |
ドルイド | ティランタス |
ドルイド | ジャングルの巨獣たち / 圧踏のバーナバス |
ハンター | 沼の王ドレッド |
ハンター | 沼地の女王 / クイーンカルナッサ |
メイジ | パイロス |
メイジ | ウェイゲートの開門 / 時間湾曲 |
パラディン | 太陽の番人タリム |
パラディン | 最後のカレイドサウルス / ガルヴァドン |
プリースト | 太陽の砕片ライラ |
プリースト | 目覚めよ創造主 / 希望の番人アマラ |
ローグ | 死体花シェラジン |
ローグ | 地底の大洞窟 / クリスタルコア |
シャーマン | 原始の王カリモス |
シャーマン | マーロック大連合 / メガフィン |
ウォーロック | クラッチマザー・ザヴァス |
ウォーロック | ラッカリの生贄 / 冥界のポータル |
ウォリアー | キングモッシュ |
ウォリアー | ファイアプルームの中心で / サルファラス |
特別編 | ジョージ・ハーバート・ドイルIV世 |