日本時間の8月9日未明に、パッチ「9.0.0.20457」がハースストーンに適用されました。

以下に公式のパッチ・ノートを転載します。

• PC版ではパッチのアップデートが、モバイル版ではアプリのアップデートがそれぞれ必要となります。
  PC版もモバイル版も、自動アップデートの設定が有効になっていない場合は、手動でアップデートを行う必要があります。
• モバイル版ではアップデートが配信されるまでに数時間かかることがあります。
  その場合には、しばらくお待ち下さい。
• パッチのバージョンが異なるプログラムやアプリ同士では対戦できません。
  お互いが最新のパッチにアップデートする必要があります。
• 一度、最新のパッチでログインしたアカウントでは、古いパッチのままであるプログラムやアプリからはログインできません。
  全ての端末のハースストーンを最新のパッチにアップデートする必要があります。

最新拡張セット「凍てつく玉座の騎士団」に関するデータが、このパッチによってハースストーンに追加されました。

しかしながら、「凍てつく玉座の騎士団」がリリースされるまでは参照しかできず、まだプレイヤーが取り扱うことはできません。

「凍てつく玉座の騎士団」のリリース日は、日本時間の8月11日です。

新しいCard Back（カード裏面のデザイン）のデータが追加されました。

「ブラッドナイト」と「フロストナイト」は、それぞれ8月と9月のシーズン報酬です。

「World of Warcraft」のデスナイト・クラスにはブラッド、フロスト、アンホーリーの3種の属性があるため、もしかすると10月の報酬に「アンホーリーナイト」が追加されるかも知れません。

「光の召命」「虚無の呼び声」はプロモーション用の報酬ということで、明確な入手方法は判明していません。

また、パラディンの追加ヒーロであるアーサス王子のデータも追加されています。

「凍てつく玉座の騎士団」のミッション・モードの最終ステージを、全9クラスでクリアすることで獲得できます。

ウォーロックのクラス専用ミニオンであるドレッドスティードの能力が、以下のように修正されました。

「凍てつく玉座の騎士団」の新カードである冒涜と併用された場合に、無限に冒涜が発動され続けてしまうことを避けるための修正です。

この変更により、ドレッドスティードの還元時に獲得できる魔素が作成時と同じになる措置が施されています。

ウィッカーフレイムと苦痛の貴婦人のカードテキストが変更され、「ダメージでヒーローの体力回復」の部分が、新しいキーワードである「生命奪取」の単語に書き換えられました。

ファンドラル・スタッグヘルムは、ヒーローパワーの選択能力も同時発動するように変更されました。

魔蝕の病霜マルフュリオンがもたらすヒーローパワーが選択能力を持つことに対する措置です。

同じターンの間に一度ヒーローが武器で攻撃していた場合、ヒーローが置き換わっても再度武器で攻撃できなくなりました。

武器カードを持つクラスが、ヒーローカードのプレイによってヒーローの変更と武器の装備を同時に果たせるようになったためです。

武器の装備をもたらすヒーローカードをプレイする際には注意が必要となります。

これまで、オウケナイのソウルプリーストが自軍にいるときに生命奪取と同じ能力が発動されると、「ダメージを与える → 回復しようとする → その回復がダメージに変換される → ダメージを与える → …」という無限ループを引き起こし、延々とヒーローにダメージを与えた末にゲームオーバーとなっていました。

この事象が修正され、「回復のダメージ変換」と「生命奪取」の組み合わせは、一度だけしかヒーローにダメージを与えなくなるよう変更されました。

闘技場の報酬から、ゴールデン版ではないコモン・レアリティのカードが出現しないようになりました。

「ガッカリする報酬」であるとして、コミュニティから長い間批判されていました。

最初の2回のカード・ドラフトでは、シナジー効果を持つカードの出現率が高まりました。

具体的な詳細は判明していませんが、闘技場でトップを目指すプレイヤーにとっては少しばかり気がかりな変更になりそうです。

以上のような表現で公式に補足されています。

「凍てつく玉座の騎士団」セット仕様のデッキ・レシピが搭載されています。

パラディン、シャーマン、ウォーロック以外のクラスのデッキ・レシピには、新しいヒーローカードが採用されています。