3人に増やされた特設チームが、ダンジョン攻略のプレイ・モードを作り上げています。
数百ものパーツに分かれるアート、全48種のボス、秘宝を含めた報酬の詳細やドロップ率、何度も繰り返されるテスト・プレイ、そしてストーリーを語るセリフと声の挿入など、非常にたくさんの作業量によって構成されたダンジョンは、素晴らしく面白い出来に仕上がっています。
発見能力が好評だったから継続したように、この「ローグライク」のダンジョンも好評ならば、次回作以降でも搭載するかも知れません。
私がクリアしたら、開発チームは難度を高めていたよ(笑)。
調整は今なお継続されており、リリース日までダンジョンのゲーム・バランスは修正され続けるでしょう。
全48種のボスは、このゲーム・バランスを基にして創造された独自の能力とキャラクター性を持っていて、全てが過去に登場しなかった新規のエンカウンターとなっています。
ダンジョン攻略のプレイと関連する、一度限りのクエストがいくつか用意される予定です。
プレイ自体を楽しんでもらうために、繰り返しのプレイを強要するような特別な報酬は、Card Back以外に用意しませんでした。
ただ、そのCard Backを得ることは、決して易しい道のりではなく、それなりに難度が高い挑戦となっています。
報酬のCard Backのユニークな点は、そこに描かれているランタンを、コボルトの王が頭に取り付けていることです。
攻撃力が0ながら強力であるキャスター向けの武器を最初に2つ披露して、それに対する大きな反響が起こったのですが、実際には攻撃力0の武器は少数派です。
普段武器を使いこなすクラスのレジェンド武器には、もちろん攻撃力が設けられています。
それらは通常どおりに振り回すことができますが、その過程で、今までにない強力かつエキサイティングな現象を目撃することになるでしょう。
ドラゴンソウルの能力の発動に必要な呪文カードの総数には限りがあるし、アルネスは際限なくカードを引いてデッキを早期に枯渇します。
よって、必ずしもハリソン・ジョーンズなどの武器破壊能力が必須となる対戦環境にはならないはずです。
私たちは、個々の武器のメカニズムがどのように機能するのかを熟知していて、それに対応するようにゲームをデザインしています。
もしレジェンド武器が頻繁に使用されるようになった場合は、武器破壊能力の起用率が大きく高まる可能性もありますね。
私たちは内部テストによってメタの成り行きを予測しているものの、プレイヤーがレジェンド武器を用いて、どのようなメタ環境を形成するのかを注意深く見守りたいと思っています。
全9クラスに1つずつあり、それぞれアップグレードの条件が異なります。
アップグレードの条件を達成した際に、その余剰分は、次の召喚石の達成進捗度に持ち越されません。
たとえ装甲を一度に5獲得したとしても、ジャスパーの小呪文石からアップグレードした呪文石の、次のアップグレードに必要な条件の達成度は2/3にはなりません。
1つの呪文石をアップグレードするために、複数のターンをまたいで(1ターンごとに装甲を1ずつ獲得するなどして)達成することは可能です。
呪文石は闘技場でも登場します。
今回の呪文石はプレイヤーたちに受け入れられると思うか
その保証はできませんが、メタの中心になると私たちが保証するようなカードが発行されてしまうと、それこそ楽しさが失われてしまいます。
ジャスパーの小呪文石などは、「コスト1で2ダメージ」という時点で、最低限の利用価値があるのではないかと思います。
そうでありながら、育ちきると「コスト1で6ダメージ」という凄まじいダメージ呪文になるので、ポテンシャルは十分にあるはずです。
招集は、デッキの構築に新たな楽しみを与える新要素です。
例えば、コスト4以下のミニオンを招集するギルド募集係を活用するならば、弱いミニオンが招集されないようにと、コスト1~2のミニオンの起用を思い悩むようになるでしょう。
デッキをコスト3~4のミニオンで満たすとしても、「どのようなミニオンが招集対象として適しているだろうか?」「招集されれば不利な雄叫びを発生しなくなる、ピットロードや傷を負った剣匠を起用してみようか?」――など、様々なアイデアがデッキの編成に盛り込まれることが期待されます。
レンド・ブラックハンドは、現在はオレンジのジェム(宝石)がカードにあるミニオンを能力の対象としています。
それがないマリンの宝箱は、レジェンドのミニオンでありながらレンド・ブラックハンドが対象にできません。
「コボルトと秘宝の迷宮」がリリースされてからは、オレンジのジェムは、プレイヤーがコレクションとして収集可能なレジェンド・カードだけに付加されるようになります。
外枠のシルバー・ドラゴンの縁取りは、収集可能か否かにかかわらず、これまで通りに全てのレジェンド・カードに付加されます。
マリンは、その新しいルールに基いて設計されたために、彼が発生させる宝箱にはオレンジのジェムが付加されていません。
「コボルト」のリリース以降は、レンド・ブラックハンドもそのルールに従って、シルバー・ドラゴンの縁取りがあるミニオン全般を能力の対象とするようになるため、マリンの宝箱も破壊できるようになります。
収集できないレジェンド・レアリティ以外のミニオン(野獣の精霊やスペルベンダーが召喚するミニオンなど)からも、レアリティを表示するジェムが将来的に取り除かれる予定です。
※補足: Peter Whalen氏は、収集できないレジェンド武器(アッシュブリンガーなど)についてもジェムを取り除くと言及。今作の原案である「Blingtron’s Extravaganza」について
レンド・ブラックハンドが狐のマリンの宝箱を対象とできないことについて