【02/03 ~ 08/26】
公式国際チーム戦大会「ハースストーン・グローバルゲーム」の要項発表と開催
ハースストーン世界選手権に次ぐ大規模な公式大会として、「ハースストーン・グローバルゲーム」が4か月に渡って開催されました。
日本を含む48か国が、それぞれ4名の代表選手を選抜して臨む大会で、総額33万2千ドル(約3,750万円)の賞金が用意されました。
この「グローバルゲーム」の大きな特徴は、私たちコミュニティが、自国の代表選手を投票で選出することです。
各国とも、冬季の成績によって自動選出されたリーダー1名を除いた残りの3名が、公式サイトの特設ページの投票によって決定されました。
日本代表チームは、GundamFlame選手がリーダーとなり、Tansoku、b787、aquaの各選手がメンバーとして選ばれました。
48もの国々が衝突する激戦を制し、ドイツの「Gamescom」におけるオフライン決勝大会に進出したチームは、ウクライナ、チェコ、アメリカ、韓国の4か国でした。
Kolento、Neirea、DrHippi、NickChipperの各選手が名を連ねるスター軍団のウクライナを相手に、StanCifka選手を擁するチェコが、決勝戦の前評判を覆して会心の優勝を遂げました。
その「グローバルゲーム」の内容や結果よりも、選出済みであったプレイヤーの一部がブリザード社から公式に出場権をはく奪された事件が、大きな話題として残り続けたことは非常に残念でした。
過去の大会不正操作疑惑や暴言の流出が取りざたされ、それから派生したチーム内の騒動や不協和音ばかりが開幕直前まで注目されました。
【07/04 ~ 11/06】
シーズン・イベント「真夏の炎の祭り」「霜の祭り」「ハロウェンドの宴」の実施
「World of Warcraft」で恒例となっているゲーム内のシーズン・イベントが、ハースストーンにも到来しました。
まず7月初旬には、炎の王ラグナロスが主役を務める「真夏の炎の祭り = Midsummer Fire Festival」のイベントが発生しました。
各デイリー・クエストから獲得できるゴールドの報酬が2倍となる内容で、多くのプレイヤーから歓迎を受けました。
「真夏の炎の祭り」が終わると、続いて7月下旬に、氷の王アフーンが主役を務める「霜の祭り = Frost Festival」のイベントが発生しました。
霜の大地が舞台の「凍てつく玉座の騎士団」セットのリリースと関連され、同セットのカードパックが報酬となる闘技場のクエストと、闘技場の1回分の無料入場チケットが配布される内容でした。
10月のハロウィンの季節には、首なし騎士(Headless Horseman)が主役を務める「ハロウェンド = Hallow’s End」のイベントが発生しました。
カードパックと闘技場の入場チケットが配布される他、闘技場が「デュアル・クラス」――選んだ2つのクラスのカードがドラフトで提示される――仕様に様変わりする内容でした。
9月19の世界海賊口調日では、1日限定の「海賊の日 = Pirate’s Day」が定められ、ログイン報酬として100ゴールドが配布されました。
これらの期間限定の季節イベントは概ね(おおむね)好評であり、「WoW」の他のシーズン・イベントについても順次追加されることが期待されています。