開催中のゲーム内イベント「真夏の炎祭り」の主役である炎の王ラグナロスが、ミニ・バージョンとなって登場する対戦ルールです。

「ミニ・ラグ」は常に、手番中のプレイヤーの相手側陣営に配置されます。

そして「ミニ・ラグ」は、自身の攻撃力と同じ数の1ダメージのミサイルを、ターンを終えたプレイヤーの陣営に向けてランダムに発射してきます。

この砲撃によってミニオンが破壊されるたびに、「ミニ・ラグ」の攻撃力が1上昇します。

試合が進行するにつれて発射数が増える、「ミニ・ラグ」のミサイル連射を浴びせ続けられる対戦となります。

「ミニ・ラグ」を攻撃させることはできません。

「ミニ・ラグ」は、ミサイル連射を終えてプレイヤーの手番が替わると、反対側の陣地へ移動します。

「ミニ・ラグ」は無敵状態を保ちつづけるため、双方のプレイヤーがこれにダメージを与えたり、能力の対象にすることはできません。

したがって、ダメージを受けるたびに能力を発動するようなミニオンの多用が、大変効果的になります。

苦痛の侍祭はダメージを受けるたびにカードを引きますし、泡を吹く狂戦士は他のミニオンがダメージを受けるたびにも攻撃力を高めます。

中でも中立ミニオンのぐったりガブ呑み亭の常連は、ダメージを受け続けることで急速に増殖しますので、全クラスが有用に扱えます。

1ダメージでも受けると能力を発動する、激怒ミニオンの起用も有効です。

ミニオンを召喚する断末魔能力は「ミニ・ラグ」の砲撃が終わった後に発動しますので、それを持つミニオンを召喚すると、ターンの終了後に自陣が空になることがありません。

今回は対人戦用のルールでありながら、1人用のルールのようなスコア・ボードが試合終了時に表示されます。

このスコアは、対戦を通して「ミニ・ラグ」の砲撃がミニオンを倒した総数を表しています。

そのスコアの合計値が規定数に達すると、Emote（感情表現）の「おおっ！」のセリフ周りに、花火のデコレーションが付加されるようになります。

このデコレーションは、ゲーム内イベント「真夏の炎祭り」の開催期間中であれば、酒場の喧嘩以外のプレイ・モードにおいても表示されます。

• コレクションとして収集したカードだけをデッキに組み入れることができます。
  酒場の喧嘩専用のデッキ・スロットは1つだけです。
• 対戦フォーマットは「ワイルド」であるため、収集できる全てのカードが登場します。
  ランダムにカードを生成する効果も、収集できる全てのカードが対象となります。
• 「ミニ・ラグ」は、無敵状態である対象にも砲撃を放ちます。
  もちろん、無敵状態の対象は、いくら砲撃をされてもダメージを受けません。
• 「ミニ・ラグ」の砲撃が終わった後でも、自陣にミニオンが7体存在して満員状態であると、「ミニ・ラグ」は自陣側に移動してきません。
  その場合は、続く相手のターンの終了時に、こちら側が再び砲撃を受ける事態となります。
• 「ミニ・ラグ」は、大いなる解呪などの、対象を選択しない沈黙能力を受けます。
  沈黙されるとステータス値が元に戻り、以降はミサイル砲撃も陣地移動もせず、無敵状態だけは保ったまま直接攻撃ができるようになります。
• 「ミニ・ラグ」は、退散などの、対象を選択しない退場を受けます。
  「ミニ・ラグ」が不在になると、次のターンより新たな「ミニ・ラグ」が場に登場します。
  手札に入った「ミニ・ラグ」をプレイして召喚することもできます。
• 「ミニ・ラグ」は、ヴォイド・リッパーなどの、対象を選択しないステータス値の変動を受けます。
  ステータス値が入れ替えられると、その攻撃力は、体力の値であった3になります。
  潔白のエアドリックや太陽の番人タリムなどの能力によっても攻撃力が変化します。
  自陣でダイアウルフ・リーダーなどからの攻撃力上昇効果を受けていると、相手のターン終了時の砲撃量が増えます。
• 「ターン終了時に発動される各種能力がミニ・ラグの砲撃終了前に発生する」陣営と、「ターン終了時に発動される各種能力がミニ・ラグの砲撃終了後に発生する」陣営に分けられ、そのいずれかが双方のプレイヤーへランダムに割り当てられます。
  後者が割り当てられたプレイヤーの陣営にいる回復のトーテムが、「ミニ・ラグ」の砲撃終了後に全体回復能力を発動させると、砲撃によって体力がゼロになった味方のミニオンの体力が全て1回復し、その全ての破壊が阻止されます（砲撃終了前に回復が発動してしまうと破壊を阻止できない）。