じゃあ、その爆弾に爆弾をくっつけて、ロケットに貼っつけて、何もかもが爆発するのを見物したくないか?
ブームマスター・フラークが最高にゴキゲンなデッキを持ってるぞ!
メカと爆弾を多用する、「博士のメカメカ大作戦」のテーマを存分に堪能できるレシピです。
序盤戦から盤面の争いで優位に立つことを目標とし、数々のゴブリン爆弾によるダイレクト・ダメージも重ねながら攻撃的に迫る、ミッドレンジ型のデッキです。
死線の追跡者レクサーが組み入れられていないことから、手札カードが枯渇する長期戦は不利となります。
自己増殖型メナスの破壊直後とブームマスター・フラークの召喚直後にサイバーチップを施すことで、ある程度の手札カードを稼ぐことはできます。
このデッキの鍵となる能力は2つです。
まずは、メカに強化を施すか、そのまま召喚するかを選べる超電磁ミニオンの扱いです。
今回のレシピ戦においては、ハンター・クラス以外には全般的に単体除去が少ない(他にはローグのヴァイルスパイン・スレイヤーやウォリアーの止めの一撃など)ので、1体のメカを大型化させるのは大抵有効です。
コスト2のミニオンとしては異例の高体力である素体フレームロボに序盤から強化を集め始めると、対戦相手はその処置に苦心することになります。
攻撃力が0であるゴブリン爆弾を攻撃可能にする方法は、忠実ロボ・ルミと超電磁しかないので、ゴブリン爆弾に対する超電磁による強化は常に念頭に置くようにします。
もう1つの鍵となる能力は、花火師による断末魔の即時発動です。
デビルサウルスの卵などの核となるターゲットがいないことから、これは強力ながらも使い所に一考を要します。
クモ爆弾の除去能力の発動は対戦相手に関わらず強力である一方で、第1ターンに召喚したメカンガルーを対象として第2ターンに「2/2、1/1、2/1」と展開しきってしまうのもミッドレンジ・デッキとしては有力な動きとなります。
呪文ダメージと破壊的効果を組み合わせ、敵の存在を抹消せよ!
一般的に流行している秘策を扱うタイプではなく、呪文ダメージを活用するタイプのテンポ・メイジです。
呪文ダメージは低コストの全体攻撃呪文と大変相性がよく、シューティング・スターや魔力の爆発をフレイムストライク並みの強度へ簡単に高めることができます。
また、呪文ダメージを稼ぐことによって出現するミニオンが強大になる、異色の召喚呪文である予想外の結果を中盤戦における主軸とすることができます。
このデッキを支える呪文ダメージをバーストさせる存在が、次にプレイする呪文だけに呪文ダメージ +2をもたらす星界からの使者です。
ダイレクト・ダメージの呪文の威力を高める用途の他にも、上述した全体攻撃呪文や予想外の結果の効力を大幅に高めることができます。
その星界からの使者をプレイする際の注意点は、次に使用する呪文が攻撃呪文以外のどんな呪文であっても、星界からの使者はそれに呪文ダメージ +2を付与してしまうことです。
例えば「星界からの使者 → コイン」とやってしまうと、コインに呪文ダメージ +2が適用されて意味がなくなります。
したがって、コインと星界からの使者を併用するときには、必ずコインを先にプレイしておくようにします。
かなり攻撃的に迫る必要がある構成のデッキです。
敵のヒーローに対して直接攻撃を集中させ、早期に倒し切ることを目指します。