現地時間の9月26日に行われたグローバルゲームの台湾対シンガポール戦において、台湾チームが不正を行ったとして、同チームに失格処分が課されたと公式に発表されました。
台湾チームが提出したプレイ映像と選手の証言が検証された結果、台湾チームには試合中に配信映像を盗み見て対戦相手の情報を得る「Stream Sniping」の形跡があったと、公式のe-Sportsチームが断定したようです。
もちろん、そのようなフェアプレーに背く(そむく)行為はハースストーンの大会ルールに違反しており、掲示されていた大会規則の条項第7章に則り(のっとり)、台湾チームに厳罰が下されたのです。
台湾チームはグローバルゲームのベスト8に入賞し、11月に「BlizzCon 2018」で開催される決勝大会への進出を決めていました。
台湾チームに敗れてベスト8入りを逃したシンガポール・チームが、台湾チームに代わって決勝大会へ進出することも、併せて発表されました。
※台湾代表選手
reall / Roger / Shaxy / tom60229
※シンガポール代表選手
Crumpled / katsucurry / Khaius / Sequinox
2017年のグローバルゲームにおいては、過去の大会不正操作疑惑や暴言の流出が取り沙汰されて、ドイツ代表に選出された2名の選手が出場権をはく奪されて失格処分となり、その騒動が予選本戦よりも大きな話題となってしまった事件が発生しました。
2015年と2016年においては、ゲーム内のランク戦において八百長を行って不正にランクを高めたとして、複数の選手がハースストーン世界選手権の参加資格をはく奪されています。