「ワイルド・フォーマット」の王者を決める公式世界大会「ワイルド・オープン」が、今年も開催されることが公式に発表され、その大会の要項が掲載されました。

「ワイルド・フォーマット」は、過去にリリースされてきた全てのカードが使用可能である対戦ルールです。

第3回となる2019年度の「ワイルド・オープン」は、予選の形式が大幅に簡略化されたことが特徴です。

2019年1月期の「ワイルド・フォーマット」のランク戦でトップ100に入ることがプレイオフ出場の条件となり、その一度のプレイオフでトップ2になることが決勝大会出場の条件となります。

賞金総額は、前回より少し増額されて3万ドル（優勝者は1万1千ドル）になりました。

プレイオフは2月16日に開催されます。

「ワイルドオープン 2019」では、居住している国ごとに定められたプレイ地域のプレイオフにしか出場できません。

プレイオフに出場するためのランク戦1月期のプレイ地域も、同じく定められています。

プレイオフに出場するためには、各居住国に定められたプレイ地域において、2019年1月期のランク戦でトップ100に入賞する必要があります。

日本在住のプレイヤーはアジア地域のランク戦1月期でトップ100に入ることがプレイオフの出場条件であり、アジア地域以外のランク戦で入賞すると予選出場権をはく奪されます。

プレイオフの出場資格の喪失者が現れた場合は、ランク戦の次点のプレイヤーが代わりに出場権を得ます。

各地域のプレイオフ出場者の100名は、まず2日間のスイス・ラウンドで争い、上位8名がシングル・エリミネーションのトーナメントに出場します。

そして、そのトーナメントの上位2名が決勝大会に進出します。

中国地域だけはプレイオフが行われず、中国のハースストーン公式ウェブサイトに決勝出場者の決定が委ね（ゆだね）られます。

決勝大会の開催日時は以下のとおりです。

この決勝の模様はライブ中継されます。

各地域のプレイオフ通過者2名の合計8名が、シングル・エリミネーションのトーナメントで争います。

プレイオフと決勝の全ての対戦形式は、おなじみの「コンクエスト / 1クラスBan」となっています。

プレイオフは3クラス持ち込み制の「Best of 3（2本先取制）」、決勝は4クラス持ち込み制の「Best of 5（3本先取制）」です。