【2018年10月】
10月のカードのバランス調整
イベントの「ハロウェンド」と秋季選手権が開幕しようとする直前の時期に、公式ツイッターが突如として「数枚のカードのバランス調整を来週に実施する」と表明しました。
そのつい1か月前に公式サイトで掲載された「開発だより」で、「ランク戦のデッキの多様性は良好で満足が行くもの」とアピールされたばかりだったために、コミュニティの驚きは決して小さくありませんでした。
調整対象は含み笑う発明家、アヴィアナ、マナ・ワームの3種のカードでした。
「博士のメカメカ大作戦」のリリース以降に使用率がトップであり続けた含み笑う発明家は予想以上の弱体化修正を受けて、これを採用していたデッキの大多数から姿を消して、これを活用していた「クエスト・ローグ」デッキの衰退にも直結しました。
新カードの天体配列者を採用した新生のドルイド・コンボが猛威を奮っていた「ワイルド・フォーマット」の環境においては、このアヴィアナの弱体化は「よいアイデア」として、多くの「ワイルド」プレイヤーから歓迎されました。
唐突なマナ・ワームの弱体化は、誰しもが予想していなかった衝撃的なニュースであり、実施された後は攻撃的なテンポ系のメイジのデッキがトップ・シーンから一斉に去りゆくことになりました。
【2018年2月】
ワタリガラス年の概要発表
2年目の「スタンダード・フォーマット」のマンモス年が終わろうとする時期に、新たな「スタンダード」環境のワタリガラス年の概要が大々的に発表されました。
そのときに掲載された2018年のカードセット3種の予告シンボルは、それぞれ「ギルニーアスの森林地帯」「ネザーストーム地域」「トロル種族」を表すものでした。
「スタンダード」の切り替え時に実施される「栄誉の殿堂」入り、すなわち「スタンダード」環境からの追放は、アイスブロック、コールドライトの託宣師、溶岩の巨人がそれぞれ対象になると発表されました。
コンボの成立までに時間稼ぎを要する「フリーズ・メイジ」系のデッキ群と、相手にデッキから必要以上のドローを強要する「ミル」系のデッキの退場宣告であり、こちらのニュースも大変高い反響を呼び起こしました。
後に開発保留となって落胆を生む「大会モード」の実装予告にコミュニティは沸き上がり、デイリー・クエストの条件緩和と増額、そしてドルイドの新ヒーロー「ルナーラ」の追加までもがプレゼンされました。
翌3月には、ワタリガラス新年を迎える直前のキャンペーンとして、「ワタリガラス新年祭」の「ワイワイ・ワタリガラス」が始まります。
期間の14日に渡って「デイリー・クエストをクリアするたびにランダムなパック1個を贈呈」という大盤振る舞いのキャンペーン内容に人々は歓喜し、まるで「スタンダード」を初めて迎える2016年3月末の頃の熱気を思い起こさせるような盛り上がりが生じ、大きな期待を背負ってハースストーンは3年目の「スタンダード」へ突入することになりました。
2018年 総合ニュース・ハイライト
<目次>
【日本国内編】 |
競技シーン |
炉端の集い |
プロモーションと配信コンテンツ |
【グローバル編】 |
第25位: ランク圏外のニュース |
第24位: 「激怒」のキーワードの撤廃 |
第23位: 「時をかける酒場」と闘技場専用カード |
第22位: ハースストーンのプレイヤー人口が1億人を突破 |
第21位: イベント「凍てつく玉座の日々」の開催 |
第20位: 「グローバルゲーム 2018」の開催 |
第19位: Tom60229選手が第4代目の世界王者に |
第18位: ハースストーン「開発だより」 |
第17位: 「ハースストーン選手権 2018-2019」の開催 |
第16位: イベント「無料パックの日」の開催 |
第15位: イベント「ハロウェンド」の開催 |
第14位: ミニオンの種族変更 |
第13位: TotalBiscuit氏の死去 |
第12位: ランク戦の仕様変更 |
第11位: イベント「Quest for Packs」の開催 |
第10位: 闘技場の仕様変更 |
第9位: 「天下一ヴドゥ祭」のリリース |
第8位: 5月のカードのバランス調整 |
第7位: 「博士のメカメカ大作戦」のリリース |
第6位: 10月のカードのバランス調整 |
第5位: ワタリガラス年の概要発表 |