【2018年7月】
「グローバルゲーム 2018」の開催
世界の国々が代表選手を選抜して長期のチーム戦に臨む、公式世界大会の「グローバルゲーム」の第2回が、7月から11月まで開催されました。
「BlizzCon」が決勝大会の舞台となり、そこでOmegaZero、YouLove、Trunks、Leaohの強豪4選手をそろえた中国が圧巻のパフォーマンスを披露し、2代目のチャンピオン・チームに輝きました。
今年のグローバルゲームでは、Twitchと提携したプロモーションの「HGG Cheer」が企画されたことが話題の拡大につながりました。
参加者はベスト16のチームに寄付をすることでカードパック、Twitchエモート、Card Backの各種報酬を獲得し、ベスト16の出場チームはその寄付金の半分を収入として得ました。
決勝大会(ベスト8)進出を決めていた台湾チームが、試合中に配信映像を盗み見て対戦相手の情報を得る「Stream Sniping」の禁止行為を犯し、失格となった事件が深刻な話題となりました。
大会の配信自体は15分の遅延措置が講じられていたものの、試合が15分以上の長丁場となったために、試合序盤の精神支配技士が追跡術によって廃棄されたシーンの視認が終盤戦で活用されてしまいました。
去年のドイツ・チームの出場権はく奪事件に続き、2大会連続でスキャンダルがグローバルゲームの最大の話題となったことは、憂慮されるべき事項です。
【2018年1月】
Tom60229選手が第4代目の世界王者に
約1年に渡って繰り広げられた「ハースストーン選手権 2018-2019」は、オランダのアムステルダムで開催された決勝大会でフィナーレを迎えました。
そして、決勝戦で0-2のビハインドから大逆転を果たしたTom60229選手(台湾)が優勝し、アジア勢として初めて世界選手権を制しました。
アジア地域の公式ランキングで最高の累計成績を残してきて、さらには数え切れないほどの大会の出場歴や入賞歴を誇る同選手は、王者としてふさわしい活躍を見せ続けてきました。
また、この世界選手権の決勝は、初めて「BlizzCon」ではない舞台が会場となった大会でもありました。
それを盛り上げるために、開発陣一同は総力を尽くしてオランダ・アムステルダムの会場に多数の企画や装飾を持ち込み、その集客を成功させました。
同時期にゲーム内で開催された酒場の喧嘩「チャンピオンの殿堂」は、歴代の世界王者3名が世界選手権で用いたデッキをバランス調整前の状態のまま扱うという対戦ルールで、好評を博しました。
2018年 総合ニュース・ハイライト
<目次>
【日本国内編】 |
競技シーン |
炉端の集い |
プロモーションと配信コンテンツ |
【グローバル編】 |
第25位: ランク圏外のニュース |
第24位: 「激怒」のキーワードの撤廃 |
第23位: 「時をかける酒場」と闘技場専用カード |
第22位: ハースストーンのプレイヤー人口が1億人を突破 |
第21位: イベント「凍てつく玉座の日々」の開催 |
第20位: 「グローバルゲーム 2018」の開催 |
第19位: Tom60229選手が第4代目の世界王者に |