この問題は、パッチ「14.0」の適用によって修正されたことが公式に発表されました。
ハースストーンには、突撃または急襲を持つミニオンに関与できなくなるバグが存在しています。
このバグが起こると、バグの対象となったミニオンを召喚したターンの間に攻撃させることができなくなるだけでなく、以降のターンでもずっとそのミニオンを操作できなくなってしまうのです。
これはゲーム・プログラム自体の問題である(通信エラーではない)と目されています。
突撃または急襲を持つミニオンを召喚した直後の、特定のわずかなタイミング――砂ぼこりが舞ってからクリック可能となる直前のとある瞬間――にそれを操作しようとするとバグが生じてしまい、一切の関与ができなくなってしまいます。このバグの回避方法はとても簡単です。
突撃または急襲を持つミニオンを召喚したら、即座に操作しようとせずに、場に配置されてから一呼吸置いた後に扱うことを徹底すればよいのです。
他の能力を併せ持っていたりするなどして、召喚直後にビジュアル・エフェクトが追加で発生するような突撃または急襲ミニオンは、体感的にはこのバグが生じやすい傾向にあります。
全てのメカに急襲を付与する狂気の天才ドクター・ブームがヒーローとなっている場合は、特に注意を要します。
もしもこの「突撃バグ」が生じてしまったとしても、ゲーム・プログラムが再起動されることによって、関与できなくなってしまったミニオンが正常に操作可能になることもコミュニティの検証によって判明しています。Windows版ならば「Alt + F4」を押してハースストーンを強制終了させてから、すぐに再接続して試合に復帰することによって、自力で「突撃バグ」を解消することができます。
この「突撃バグ」は、実は2015年の時点から報告が挙がっており、「相手がカードを保持したままターンが終わらない現象」と同様に長期に渡って存続しているハースストーンのバグの一つです。
「相手がカードを保持したまま~」のバグが公式サイドからも言及されているのに対し、こちらの「突撃バグ」の方は修正作業が現在に行われているかどうかもわかっていません。
「突撃バグ」も試合のゆくえを大きく左右しかねない深刻な事象であるために、やはり早期の解決がコミュニティから求められ続けています。
2019年の現在においても改めて確認できたバグなのですが、以下の手段によって回避できますので、ぜひ念頭に置きながらプレイしてください。
- 突撃または急襲を持つミニオンは召喚直後に操作しない
- 「突撃バグ」が生じてしまったら即座に「Alt + F4」→「再起動 & 再接続」で解消する