ベン・トンプソン氏のAMA
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※ベン・トンプソン氏の経歴
Ben Thompson
【ラグーナ・カレッジ・オブ・アート&デザイン】
1999年: 卒業
1999年: 卒業
【マウント・サン・アントニオ・カレッジ】
【カリフォルニア州立大学 ロングビーチ校】
1999年8月: 准教授
【Wizards of the Coast】
2000年: フリーランス・アーティスト
【Sigil Games Online】
2004年6月: アソシエイト・アート・ディレクター
【Upper Deck Entertainment】
2007年3月: アート・ディレクター
【Blizzard Entertainment: Hearthstone】
2009年6月: リード・アーティスト
2014年9月: アート・ディレクター
2018年8月: クリエイティブ・ディレクター
ハースストーンの開発チーム「Team 5」のオリジナル・メンバーの一人。
「マジック・ザ・ギャザリング」や「WoW TCG」のアート・ディレクターを長年務めた後に、ハースストーンの2Dアート・アセットの作成に携わる。
現在はアーティストとして活躍を続けると同時に、クリエイティブ・ディレクターとしてハースストーンのあらゆるアート・アセットを統括し、ゲーム全体の品質管理や開発チームのリード役も担当している。
第一次・第二次世界大戦や軍事史の愛好家。趣味はギターや読書など。
「マジック・ザ・ギャザリング」や「WoW TCG」のアート・ディレクターを長年務めた後に、ハースストーンの2Dアート・アセットの作成に携わる。
現在はアーティストとして活躍を続けると同時に、クリエイティブ・ディレクターとしてハースストーンのあらゆるアート・アセットを統括し、ゲーム全体の品質管理や開発チームのリード役も担当している。
第一次・第二次世界大戦や軍事史の愛好家。趣味はギターや読書など。
モバイル版アプリのパフォーマンス改善に取り組んでいるか?
ベン・トンプソン
- その向上を果たす機会を私たちは模索し続けている。
最近では、維持したい最低限の品質を保ちながら、アート・ファイルの容量を削減してサイズを圧縮させている。 - さらに私たちは現在、オーディオ関連の調整作業の真っ最中にある。
プレイヤーが所有していないアドベンチャーのBGMは、使用されることがないであろうから、アプリの梱包ファイルから取り除くなどが調整アイデアの一例。
コミュニケーションを拡大するという誓約は本当に実現されるのか?
ベン・トンプソン
- まさしくそれをビデオ内で誓った私本人が申し上げたように、その言葉どおりに実現されると断言してよい。
- コミュニケーションの頻度については、私たちが一番最初に対処できる課題だ。
できる限りにタイムリーで関連性があると感じられるような方法によって、私たちが取り組んでいる物事を、より頻繁に共有する機会を伺っている。 - さらに私たちは、私たちのプレイヤーに対してもっと誠実でありたいと思っている。
開発陣が興奮気味に発表する新要素だけでなく、対処すべき懸念や過ち(あやまち)についても共有していくことを意味している。 - ハースストーンの開発チームのみんなが、あなたたちと関わる機会を心待ちにしていることを、私は知っている。
開発チームのメンバーが幅広く紹介されることになる、彼らによる記事やブログの投稿、AMA、「舞台裏」や「炉辺談話」などの動画配信が、より頻繁に行われることを予期していただきたい。
ヒーロー・スキンと裏面デザイン以外の装飾要素の追加は検討していないか?
ベン・トンプソン
- もちろん、私たちは検討している!
あなたが示した「ゲーム・ボードの四隅」「ヒーローの登場シーン」「Emote」「BGM」などの要素の数々についても、しっかりと議論に挙がっている。 - そして私は個人的に、人々がどのような美術の追加に心を躍らせる(おどらせる)のかについて興味を抱いている。
開発陣の多くが、上記のようなアイデアを聞くことを好んでいるので、気軽に投稿して教えてほしい!
何か特別に興味を抱いている要素はあるかな?
初期のカード裏面デザインを入手したいのだが?
ベン・トンプソン
- 開発チームの全員も同様に、例外なく数種類のカード裏面デザインを取りこぼしており、全てをコンプリートする機会を待ち望んでいるんだ!
この課題の最適な対処法は、まず間違いなく模索され続ける。
3つの新拡張セットはそれぞれ互いにどのような関係性を持っているのか?
ベン・トンプソン
- 様々な手法によって結び付けられている。
まずは何よりも、語られるストーリーが3作品にまたがって進行されることだ。
そして、ティーザー動画からも知り得るキャラクターが、様々な様相を見せながら全3作品に登場する。 - この「三部作」は、他の良作の物語と同じように、進行するにつれてバラエティ豊かな方向転換やひねりを引き起こす。
その大部分はソロ・アドベンチャーを通して語られるが、各拡張セット自体からもテーマが大きく表現されることになるだろう。 - その他にも、酒場の喧嘩やゲーム内イベントをストーリーとリンクさせる計画もある。
今後もそのような展開を広げる機会を伺っているところだ。
次の拡張セットの新キーワードは?
ベン・トンプソン
- ヒントを差し上げたいのだが、それはあまりに多くのこと(two much)を伝えてしまうかも知れない…。
(※補足: “too much” を故意に “two much” と誤表記している) - (Giovanni Scarpati)
誰かが同じようなことを聞いていなかったっけ?
双子(Twins)でも見たのかな…。 - (Mike Donais)
私たちが新キーワードについて何も教えられないという制約を、2倍ほどに(Double Down)強化しておきたい。 - (Kauza)
おいおい、みんな、単語のスペル(Spell)でバラそうとしないでよ。
「ノズドルム」が私のような運動性機能障害者へ苦痛を与えているリスクに対する考え方は?
ベン・トンプソン
- この問題を提起していただいたことに感謝したい。
確かに開発チームに持ち帰って、課題として取り組みたい。 - 今すぐにでもディレクターとしての回答をお伝えしたいところであるが、これを価値ある議論の対象と見なして、熟考と考察をするトピックを設けたい。
私たちに注意を促してくれて、ありがとう。
現実世界のアーティストへのトリビュートをゲーム内に組み込むつもりは?
ベン・トンプソン
- ミュージック・ファンの一人として、私にとってもキース・フリント氏の訃報は悲痛だった…。
(※Keith Flint … テクノのロックバンド「プロディジー」に所属 / 2019年3月4日に自殺) - すでに、いくつかのトリビュートを、こっそりとゲーム内に追加してきている。
具体的に言うと、「カラザン」のゲーム・ボードの左上にある石炭を何度もクリックすると、ときおり紫色の雨が降ってくる。
これは、「カラザン」のリリースの数か月前に逝去(せいきょ)されたミュージシャンのプリンス氏を悼み(いたみ)、同氏の代表作である「パープル・レイン」を表現している。 - このようなオマージュが可能であれば、それは素晴らしいことだ。
全てのコミュニケーションがゲームの内容だけに限定される必要はないと思うが?
ベン・トンプソン
- 私たちも賛成!
あなたが示したような、日常的な事柄やミーム、ベン・ブロード氏のラップ、マイク・ドネ氏とHafu氏の闘技場共同プレイなどの発信は、私たちにとっても非常に楽しいコミュニケーションのあり方である。
私がラップを歌うことは約束できないが、チーム全体を巻き込んだ関わり合いを期待したいね ;)
<目次>
能力の各メカニクスのサポートが一年単位ではなく一つの拡張セットだけに限定されている理由は?
オート・スケルチ(Emoteの自動ミュート)はなぜ実装されない?
クエスト呪文、レジェンド武器、ヒーローカードの追加の予定は?
ランクを高めること以外にすることがなくなったベテラン勢に対する措置は?
「スタンダード」から退場する「マンモス年」のアドベンチャーの処遇は?
コミュニケーションを拡大するという誓約は本当に実現されるのか?
ヒーロー・スキンと裏面デザイン以外の装飾要素の追加は検討していないか?
3つの新拡張セットはそれぞれ互いにどのような関係性を持っているのか?
「ノズドルム」が私のような運動性機能障害者へ苦痛を与えているリスクに対する考え方は?