今年度の「スタンダード」でも「栄誉の殿堂」入りが実施され、それに伴う魔素の補償が行われます。

毎年この補償は、カードの資産ならびに魔素を大幅に増やす機会となります。

そこで、この補償制度になじみがない方々も含めた「何をどうすればいい？」という疑問に全てお答えします。

ぜひ、完璧に理解を深めて、万全の態勢で「ドラゴン年」の殿堂入りをお迎えください。

対戦環境にずっと存続していると不都合があるカードを、「栄誉の殿堂」というカードセットへ移籍させて、強制的に「スタンダード・フォーマット」の環境から退場させる調整です。

「過度に使用されるので新鮮さを損なう」「新しいカードのデザインの障害となるような能力を持つ」「能力の表現がクラスのアイデンティティーとマッチしない」などの理由によって、殿堂入りは果たされます。

「栄誉の殿堂」への移行が実施された際に、対象のカードを所有していると、そのカードの作成費と同じ量の魔素が配布される措置です。

魔素はゲーム内で自動的に配布され、その後も所有している対象カードはコレクション内に残ります。

以下のカードをコレクションとして所有していると、2019年4月の殿堂入りが行われた時点で、それぞれ表記されている魔素が配布されます。

レアリティがコモン、レア、エピックのカードは「同じ種類のカードにつき2枚まで」、レジェンド・カードは「同じ種類のカードにつき1枚まで」が補償の対象となります。

自然への回帰を3枚以上所有していても、2枚の自然への回帰だけが補償の対象となります（→ 80魔素獲得）。

同じ殿堂入りカードのゴールデン版と通常版を所有している場合は、常にゴールデン版の方が優先的に補償の対象となります。

ゴールデン版の自然への回帰と通常版の自然への回帰をそれぞれ2枚ずつ所有している場合は、2枚のゴールデン版の自然への回帰だけが補償の対象となります（→ 800魔素獲得）。

殿堂入りが予定されている9種類のカードを現在に所有していなければ、「ドラゴン年」が開幕する前に作成しておくことが推奨されます（レジェンドは1種類につき1枚まで、その他は1種類につき2枚まで）。

なぜならば、作成後に殿堂入りを迎えると、その作成費用と同量の魔素が配布されるので、実質無料でその殿堂入りカードを獲得できることになるからです。

殿堂入りカードは「ドラゴン年」の「スタンダード」では使えませんが、「ワイルド」のランク戦や酒場の喧嘩などで使うことができます。

魔素が配布された後に作成した殿堂入りカードを還元することで、少量ながらも魔素を増やすこともできます。

殿堂入りが予定されている9種類のカードの通常版を現在に所有している場合は、そのまま「ドラゴン年」の開幕を迎えることで、何の代償も払うことなく作成費と同量の魔素を獲得できます。

もし、ゴールデン・カードのコレクションにも興味があるのならば、殿堂入り予定のカードのゴールデン版を作成することで、実質無料でそのゴールデン・カードを獲得できることになります。

何もせずに殿堂入りを迎えて魔素を上積みするか、魔素の上積みを得ることなくゴールデン版のカードを得るかの選択となります。

魔素が配布された後に通常版の殿堂入りカードを還元することで、少量ながらも魔素を増やすこともできます。

なお、元々ゴールデン版の殿堂入りカードを所有している場合は、そのまま何もせずに「ドラゴン年」の開幕を迎えることで、大量の魔素を獲得できます。