スペシャリスト形式は、第一歩を踏み出す前につまずいてしまいました。
プロ選手たちとコミュニティの大半が、この新しい対戦フォーマットに拒否反応を示したのです。
2019年度の公式大会「マスターズ」では、これまでのコンクエスト形式が廃止されて、スペシャリスト形式が全試合に採用されることが公式に決まっています。
スペシャリスト形式は、始まったばかりであるのに、一体どのような問題点を指摘されて、何が必要とされているのでしょうか――
※ハースストーンの3種類の対戦フォーマット(大会ルール)について
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#1: ラスト・ヒーロー・スタンディング(Last Hero Standing / LHS)
※2014年
クラスが重複しないように指定された数のデッキを事前に用意し、対戦で負けたデッキが使えなくなるルール。
例えば、対戦の第1試合でメイジのデッキを用いて負けた場合は、その対戦ではもうメイジのデッキが使えなくなる。
#2: コンクエスト形式(Conquest Format)
※2015~2018年
クラスが重複しないように指定された数のデッキを事前に用意し、対戦で勝利したデッキが使えなくなるルール。
例えば、対戦の第1試合でメイジのデッキを用いて勝った場合は、その対戦ではもうメイジのデッキが使えなくなる。
#3: スペシャリスト形式(Specialist Format)
※2019年~
1種類のデッキと、そのデッキをベースにした2種類のサイドボード・デッキを組み上げ、単一クラスの3種類のデッキを事前に用意するルール。
サイドボード・デッキはそれぞれ、ベース・デッキから5枚までのカードを入れ替えることができる。
対戦では、両プレイヤーとも第1試合ではベース・デッキを扱い、第2試合以降は3種類のデッキのどれを扱ってもよい。
[付属ルール] Best of 3(Bo3)
2試合先取制の対戦ルール。
1つの対戦につき最大3試合を行い、先に2試合勝った方のプレイヤーが対戦に勝利する。
(※スペシャリスト形式の対戦は全てこのBo3)[付属ルール] Best of 5(Bo5)
3試合先取制の対戦ルール。
1つの対戦につき最大5試合を行い、先に3試合勝った方のプレイヤーが対戦に勝利する。
(※LHSとコンクエスト形式の対戦は全てこのBo5)[付属ルール] バン(Ban)
対戦開始前に、両プレイヤーがお互いに相手のデッキの一つを使用禁止に指定するルール。
対戦が開始されるまでは何のデッキがバンされたのかが判明せず、バンされたデッキは対戦中で一切扱うことができない。
(※各プレイヤーが事前に用意すべきデッキが1種類増えることになる → 2試合先取制の「Bo3」ならば2デッキではなく3デッキ、3試合先取制の「Bo5」ならば3デッキではなく4デッキを用意する)最初の衝撃は、何といってもこのFirebat選手の手記でしょう。
スペシャリスト形式が公式に発表されるとすぐに、同選手は以下のように述べて、その対戦フォーマットの内容を痛烈に批判したのです。
その後も、続々と著名なプロ選手たちがスペシャリスト形式を酷評し、コンクエスト形式との別れを悲しむ声を寄せました。
Hunterace
スペシャリスト形式は深みあるルールになり得るものの、Bo5からBo3に縮小し、マスターすべきデッキがたった1種類だけでは懐疑的となる。
Justsaiyan
ミラー・マッチがはびこり、デッキのプレイ順序やバン指定などの心理戦の要素が失われるという、コンクエスト形式よりも魅力が乏しい対戦ルール。
Dog
一つのクラスに縛られることを自分は快く思っておらず、ゲームの全てに精通してこそ上達者と呼ばれるべきである。
Kolento
サイドボードが5枚だけではデッキを万能型に改良することはできないし、相手側も調整できるのだから相性の不利がくつがえることはないではないか!
Casie
同じデッキ同士の戦いが続くことで飽きさせるスペシャリスト形式は、3種類の対戦フォーマットの中でも常に最悪に感じられるだろう。
BoarControl
ミラー・マッチの繰り返しと強力なテック・カードによる戦術の妨害は、プレイしていても観ていても面白くない。
Tars
今のローグに問題があるとしても、それをバンできないスペシャリスト形式に問題があると言えないだろうか?
Orange
直前の環境にはハンターがいて、誰もが「次の拡張で改善される」と言い続けた――その「スペシャリスト」が失敗していたことに、いい加減気付くべきだ。
実力あるプレイヤーの批判は様々ですが、その多くに共通している不満点をまとめました。
- 彼らが備えている、信じられないほどに高い知識量と能力を発揮するには、あまりに不十分な操作領域しか提供されない。
- それでいて、埋めることができない相性差を前にしては、なすすべなく敗れる可能性がある。
- したがって、重要な大会においても、極めて制限的かつ不条理な対戦結果によって勝敗や優劣を決めつけられる可能性がある。
運の要素が強いと評されるハースストーンの競技シーンの中にあっても、彼らはただ勝つのではなくプロフェッショナルなスキルを多彩に披露したうえで頂点に立ちたいのに、その可能性が大幅に狭められることを危惧しているのです。
スペシャリスト形式の賛同者もいます。
Firebat選手(反対派の先鋒)と同じOmnislashに所属しているBrian Kibler氏は、今回のスペシャリスト形式を最も歓迎した人物です。
「マジック・ザ・ギャザリング」の殿堂入りを果たした同氏は、かねてより「マジック」と同じ「1デッキ+サイドボード」の対戦フォーマットを提唱し続けていました。
彼は特別に動画を用意してまで、スペシャリスト形式を導入することのメリットを、「マジック」における経験を踏まえて以下のように説明しました。
- 複数デッキが用意される大会においては、そのラインアップにデッキの相性差も多分に考慮されていた。
そのために、極端な相性差マッチや一方的な試合展開が頻発されることになり、それらの視聴はプレイ・スキルの向上につながりにくかった。 - 前環境のミッドレンジ・ハンターのような苦手が少ない最強デッキや、万能型のデッキが採用されやすい1デッキ制においては、極端な相性差は起こりにくい。
そのために、代表的なデッキのプレイ方法をじっくりと学びやすい。 - サイドボードによる、デッキの微調整や戦術の微調整の方法も習得できる。
- これまではデッキのラインアップの方が、個別のデッキの構成内容よりもフォーカスされがちであった。
1デッキ制においては、個々が考えてきた最強のデッキが必ず画面に映されるため、視聴を介して最強のデッキを習熟できることが確約される。 - バン(デッキ使用禁止指定)の存在は、最強のデッキを大会から排除し、その最強デッキの構成内容を対戦中に映し出すことを許さなかった。
- これまでは、トーナメントの勝利者と、その勝利者が活躍させたデッキが結び付きにくかった。
プレイヤーと単一デッキを関連させたストーリーが、より観客をひきつけることになる。
容易に理解と説明ができる
一般プレイヤーとの関係性の強化
- 参加しやすい仕様の大会となるため、視聴と参加の境界がぐっと狭まり、「大会の視聴→プレイの習熟→大会出場の意欲」という流れを生じさせ得る。
- 私設の大会においても、複数デッキの準備が必要なくなる。
Best of 3(2試合先取制)の再採用が大会の進行をより早めて、サイド・パーティのサイトを用いてデッキのバンの記録を大会結果として掲載する手間も省かれる。
大会の運営のしやすさは、大会開催の拡散力に直結する。
少数派ながらも、プロ選手の中にもスペシャリスト形式の採用を喜んでいるプレイヤーも存在しています。
ファンの高い人気を誇り続けるThijs選手は、「全クラスを把握せずともトップを目指せる」としてシンプルな対戦ルールを評価し、その到来を楽しみに待ち望んでいます。
先の世界選手権に出場したIke選手もやはり、多くのことを習熟する必要がないシンプルさを評価しつつ、かつ特定の単一クラスだけを専門に扱う「クラス・マスター」の選手が輝けるようになることを歓迎しました。
同選手は実際にスペシャリスト形式の大会に出場していて、そこでサイドボードによるカスタマイズ性も魅力的に感じたそうです。
完全に賛成も反対もせずに、「現時点ではまだ何とも言えない」と評価を保留する選手も少なくありませんでした。
一方で、視聴する側のコミュニティは、その多くが「観戦するデッキのバリエーションの乏しさ」を懸念しました。
もし、その時々における最強デッキの1~2種類だけしか大会に持ち込まれないようであれば、それらのデッキだけの対戦が延々と繰り広げられることになり、観ていて退屈してしまうだろうと心配しているのです。
そして、その悪い予感が、最悪なかたちで的中してしまったのです――
5月の初旬に開催された招待制の大会「Esports Arena – Hall of Heroes」は、スペシャリスト形式を採用する初めての本格的な大会として注目されました。
その大会に出場した12名中の9名もが、現在に最強のデッキとして君臨している「テンポ・ローグ」をメイン・デッキに選び、「ローグだらけの大会になるのではないか」という懸念そのものが実現して配信されることになったのです。
合計34回の対戦の実に半分以上が「テンポ・ローグ対テンポ・ローグ」のミラー・マッチとなり、進行するにつれて観戦者たちの視聴熱や関心は急速に失われていきました。
それぞれの「テンポ・ローグ」のデッキやサイドボードの微差が話題になることもありませんでした。
決勝戦も、もちろんローグ同士――Zalae選手に敗れた準優勝者のFirebat選手は、閉幕後に「この対戦フォーマットは自分の競技人生を馬鹿にしている」と吐き捨てました。
ある意味スペシャリスト形式の被害者でもある「Esports Arena」は、視聴したコミュニティから散々な感想を寄せられることになりました。
- スペシャリスト形式の「Esports Arena」の配信を観たが、出場者の8割がローグを使用していた。
そのローグのミラー・マッチのオンパレードを観たい人がいるとは到底思えなかった。
個人的には興味深かったが、それでもやはり違うクラス同士の対戦が映されたときの方が断然面白かった。 - ミラー・マッチの観戦は別に嫌いではないが、75%もの対戦がミラー・マッチでは観ていて辛い。
- 大会中における数々のローグのミラー・マッチにおいては、コインを持つ側が断然有利であるように感じられて、多くの場面で先攻後攻の振り分けの運こそが勝敗を決していた印象を受けた。
- 「カードゲームにはスキルが必要」という信念を自分は抱いているというのに、Justsaiyan選手が述べたとおりに、スキルの重要性が以前よりもだいぶ希薄となってしまっている。
この大会の結果がスペシャリスト形式の全てではないが、自分が眉をひそめたことは確かであり、将来はもっとよい大会環境になることを望む。 - プレイヤーによる多様な判断基準と意思決定が下されるローグのミラー・マッチは、まだマシな方だ。
延々と装甲を稼ぎ続けるコントロール・ウォリアーが環境を支配し、大会がそのミラー・マッチばかりとなれば、それこそ誰も観る気が起こらなくなるだろう。 - 似たようなデッキの対戦が続いたために、デッキとサイドボードがどちらのプレイヤーのものなのかを、キャスター陣がわからなくなる事態も発生していた。
- 私が大好きだったハースストーンの競技トーナメントは死んだ。
もはやエンターテイメント性を提供することはなく、退屈を提供するようになった。 - もしかすると参加する立場になれば楽しいと感じるのかな?
観ている分には、コンクエスト形式の方が断然楽しいと感じられた。
出場した全選手の心持ちは推しはかりかねますが、少なくとも視聴者側の体験においては、スペシャリスト形式の明確な失敗が一つカウントされたのです。
そもそもスペシャリスト形式に変更されなければならない理由とは何なのでしょうか?
今年度からのハースストーンのe-Sports部門を統括しているサム・ブレイスウェイト(Sam Braithwaite)氏は、メディアのインタビューを介して以下のように説明しています。
- ラダーと同じような対戦環境を配信することで、実際のラダーをプレイしている人々の大会参加を促す。
- バン制度や複数デッキの持ち込みなどの複雑な要素を廃止して、一般参加のハードルを下げ、一般の大会の開催と運営を容易にさせる。
- 対戦時間を短縮させることで、長時間視聴の苦痛を軽減し、一般の大会の開催と運営を容易にさせる。
- ラダーと同じような対戦環境を配信することで、実際のラダーのプレイ習熟に役立たせる。
- サイドボードを、ラダーにおけるデッキのカスタマイズに見立てて、実際のデッキ調整の習熟に役立たせる。
- 今までのコンクエスト形式の対戦はラダーの実戦とはかけ離れていて、さらにはバンで最強デッキが配信されなくなっていた。
インタビュー内容を大まかに要約すると、上記に示した「競技人口を増やす」「教育的なコンテンツにする」の2つが大きな目標に定められていることを伺わせます。
実施直後の現時点においては、その目標および理想とコミュニティの間に生じている以下のようなギャップを、どのような手段によって埋めていくのかに注目が集まります。
- 競技者を増やすための大会の簡素化が、競技者のシンボルであるプロ選手たちが抱く「スキルを発揮したい」という願望と逆行している。
- 簡素化の中で唯一の「奥深さ」の象徴とした5枚のサイドボードは、大多数から「不十分である」と予想されている。
- 観戦者の苦痛を軽減させるために対戦時間を短縮させようとしているが、実際には同じデッキ同士の対戦の繰り返しが苦痛となっている。
- 観戦者の苦痛を軽減させるために対戦時間を短縮させようとしているが、実際にはウォリアー・ミラーの対戦の繰り返しを頻発させて逆に長時間化している。
- 対戦時間を短縮させるためのBo3への変更は、不意の番狂わせを誘発させ、選手の順位付けが不正確になると指摘されている。
そして、ローグやウォリアーばかりがスペシャリスト形式の大会に出場している現状について、サム・ブレイスウェイト氏は、それは必ずしも自身が責任を持つスペシャリスト形式のシステム固有の問題ではないと弁明しました。
ゲーム・デザイン側の問題による事象なのだと、暗に主張しています。
そのゲーム・デザインを担当しているリード・デザイナーのディーン・アヤラ(Dean Ayala)氏は、e-Sports担当チームと共にスペシャリスト形式の仕様を議論したものの、スペシャリスト形式の制定がデザインに影響を与えることはないと強調しました。
今後も実際のラダー環境が第一に考慮されてバランスが調整され、その結果として、ラダーと似た環境であるスペシャリスト形式でもその調整が反映されることになるだろうと説明しました。
スペシャリスト形式の課題は3つです。
まずは、クラスおよびアーキタイプの多様性を常に確保することです。
1デッキ制の大会が皆から支持されるためには、バラエティ豊かなデッキの参戦がどうしても必要です。
「ローグ一強」時代におけるローグだけが参加するような大会ではなく、多くのアーキタイプが活躍できるメタ環境から様々なクラスのデッキが参加するような大会にならねば、退屈で飽きられやすいコンテンツに成り果ててしまいます。
競技シーンを成功させるにあたっては、デザイン・チームはこれまで以上にデッキ間のバランス調整に尽力せねばならない状況となっています。
続いて、サイドボードのシステムの不備を補うことです。
5枚の交換だけでは不十分という数々の意見については、開催を重ねて実際の感触が確かめられる必要があるので、その量の調整は時間の経過とともに過不足なく行われるべきだと思います。
何よりも、ゲーム内にサイドボードの機能が用意されていないことが指摘されねばなりません。
「2種類の調整デッキを追加で用意させる不完全なサイドボードのシステムは、サイドボードのインターフェースを用意できなかったがゆえの苦肉の策」と、多くの有識者から苦言を呈されています。
仮にそのような事情が開発陣になかったとしても、「大会により親しんでほしい」「大会の開催を促進したい」という目標を立てているのであれば、それらを大いに助けることになるゲーム内のサイドボード機能の搭載は理にかなっているはずです。
最後に、コミュニティと密接に対話することです。
プロ選手やコミュニティの代表たちの反応から判断すると、このスペシャリスト形式の制定の発表は彼らにとっても唐突であり、事前には何の議論も相談も存在していなかったことを伺わせます。
「ハースストーンの今後を左右する重大事項」として、制定する前にコミュニティの代表者たちを招集して意見を求め、慎重に慎重を期して準備および施行した「スタンダード・フォーマット」のケースとは正反対の様相です。
e-Sports担当チームとプロ選手、およびe-Sports担当チームと一般プレイヤーとの間には、大きな見解の相違がいくつか生じているようであり、それが現在のスペシャリスト形式に対する拒絶反応にもつながっているのだと思います。
「ドラゴン年ではコミュニケーションの頻度を高める」と宣言した開発陣たちの公約は、競技シーンにおいても重要なのだと考えています。
公式サイトは、スペシャリスト形式に懸念が寄せられていることを認識し、6月のマスターズツアー・ラスベガスの終了後に様式を再検討することを表明しました。
また、その予選に参加した全選手にアンケートを送信し、スペシャリスト形式に関するフィードバックを集めるとのことです。
私は、ハースストーンの発展が永遠に続くことを、もう5年以上も前からずっと願い続けています。
そうであるからこそ、このスペシャリスト形式が少なくとも大失敗に終わらないことを望んでいる理由は、大々的な新コンテンツの支持暴落がゲーム全体に大ダメージを負わせることだけにとどまりません。
視聴者数の減少が取りざたされているハースストーンの競技シーンは、スタンダードのローテーションによって復調し、そして4月の世界選手権によって大いに盛り上がりました。
多くの人々を興奮させて支持を取り戻した、競技シーンのこのせっかくの勢いを失わせたくない――新ルールの失敗によって沈静化されてしまうのは、非常にもったいないと感じているからです。
確かにスペシャリスト形式の幕開けは非難にまみれてしまいましたが、まだマスターズ予選における実際の稼働開始から2ヶ月しか経っていません。
今でこそ好まれているコンクエスト形式も、発表された当時は多くの人々から批判されており、多様な戦略性が親しまれることで次第に支持されるようになった経緯があります。
改良や調整によっては、スペシャリスト形式の大会もまた、人気を獲得できるようになるポテンシャルがあると思います。
「教育番組にしたい」という目標も、参加当事者の意向を無視していることを除けば、自分には思いつきもしない高尚な理想であると感じさせます。
6月に開催される参加規模が大きいマスターズツアーの本戦が、スペシャリスト形式の真のテスト場だとe-Sports担当チームは設定しているそうですので、その閉幕までには何らかの可能性が示されてほしいものです。
今週末から開催されるグランドマスターズのライブ配信は、公式チャンネルが大々的に放送する初めてのスペシャリスト形式の大会コンテンツです。
この記事に掲載した事情も踏まえた観点に立つと、より興味深く観戦できるのではないでしょうか。
スペシャリスト形式の第一歩が力強く踏み出されることを、楽しみに期待しています。
次ページ以降では、今回の記事を作成するために収集したコミュニティの意見をまとめて一挙に掲載しています。
人々が個々にスペシャリスト形式をどう捉えているのかについて、興味を抱かれている方は、ぜひご覧ください。