採用反対・改善要望の意見 #2
Tars
- 今のローグに問題があるとしても、それをバンできないスペシャリスト形式に問題があると言えないだろうか?
Vinz
- プレイするにしてもひどい。
観るにしてもひどい。
TicTac
- スペシャリスト形式がどれほど良くないフォーマットであるのかは、まだ十分にプレイしていないからわからない。
ただ、フォーマットの良し悪しよりも、全体的なメタの良し悪しの方が強く感情に訴えると思う。 - スペシャリスト形式は、今も将来も、他の対戦フォーマットよりも劣っていることは確かであるけれども(クラス間のバランスが取れている場合は特に)。
Orange
- 直前の環境にはハンターがいて、誰もが「次の拡張セットのリリース時に改善される」と言い続けていた。
その「スペシャリスト」が失敗したことを人々に気付かせるために、これと同じことを何度繰り返せばよいのかわからない。 - スペシャリスト形式は、最高ではないデッキを持ち込む意欲をほとんど駆り立てない。
今のメタが続く限りは、スペシャリスト形式の大会で私は、100%何度でもローグのデッキを繰り返し持ち込むだろう。
O. Zach
- スペシャリスト形式は、多様性を大きく損なわせる対戦フォーマットである。
- サイドボードのシステムは、ハースストーンではうまく機能しないと思う。
テック・カードはとても極端な存在であり、強いデッキはそれらの弱点を簡単に埋めることができる。 - 他の対戦フォーマットにおいては、最強のデッキの弱点を突くことでアドバンテージを得ることができる。
1デッキ制のフォーマットでは、最強のデッキを王座から引き下ろすことがより困難になる。 - スペシャリスト形式では、メタのカウンターを狙うことが全く推奨されない。
最高のデッキは、たとえ特定の手段によって弱点を狙われたとしても、常に対応することができるものだ。
ラダーにおける勝率のバランスがどのように保たれるとしても、この事実は今後も絶対に変わらない。
Old Guardian
- ハースストーンが1デッキ制の対戦フォーマットに適しているとは思えない。
人々はよく「マジック・ザ・ギャザリング」と比較するが、クラスは「色」ではないし、それらを1つのデッキに混ぜることもできないし、デザイン上で様々な違いがある。
テック・カードの有用度に影響する相互作用のレベルも異なる。 - 1デッキ制の成功のために、完璧なバランスのメタを望む人もいるが、それが現実的な目標であるとは思えない。
単純に実現不可能であるし、競技性フォーマットはいずれもゲーム・バランスの不均衡を和らげる必要があるものだ。
WickedGood
- スペシャリスト形式の大会の配信が、視聴者の大会参戦を促すと主張されているが――
一般プレイヤーがホームメイドのデッキで本当に参戦し、並み居る強豪たちを8ラウンドのスイス・トーナメントで撃破し続け、旅費を負担して本戦に出場するなどというケースが実際に何度起こるのだろうか。
Daily Esports
- ハースストーンは常に、1つのデッキが他のどれよりも強くなるという「一強問題」を抱えていた。
これは全てのカードゲームにおいて起こり得る問題であるが、ハースストーンではとりわけ、開発陣が「可能な限りにカードは変更はしない」という理念を持つために起こりやすくなっている。
その「一強問題」は、スペシャリスト形式の大会におけるミラー・マッチを誘発させ、観る者の興味を失わせる可能性を高める。 - スペシャリスト形式の最適な改良方法であり、かつ最も簡単な改良方法は、使用禁止カードを指定することだ。
他の対戦型カードゲームにおいても長期に存在する概念である。
現在の「ローグ一強」を支えている段取りやぶんどり部隊を個人的には使用禁止にしてほしいし、いたずらに試合時間を伸ばしている文書管理官エリシアーナも競技シーンからは取り除かれるべきだ。 - グランドマスターズの出場選手たちが使用するクラスを定期的に変更させる、クラスの多様性の強制も一つのアイデアだ。
一度クラスを指定したら使用クラスを変更できなくなるという、異なる手法によるアプローチも考えられる。 - オンライン・イベントである、予選のオープン・カップにおいては、スペシャリスト形式の施行は有用であることは明確にしておきたい。
Reddit
(※直近1ヶ月の投稿だけを抜粋)
(※直近1ヶ月の投稿だけを抜粋)
- スペシャリスト形式は、単純に観戦に耐えないコンテンツだ。
同じデッキが何度も何度もプレイされる模様を観るのは退屈である。
「マジック・ザ・ギャザリング」の2試合先取制をプレイすることが好きな私でも、それを観ていると退屈になることがある。
コンクエスト形式が何らかの欠点を抱えていたとしても、それは観戦向けのコンテンツであった。 - 1デッキに限定するよりもむしろ、全9クラスのデッキを持ち込む対戦フォーマットを採用した大会の方が、長時間でも観ていて楽しめた。
7クラスのデッキを持ち込んで3デッキをバンするBo5の大会は最高だった。 - サイドボード用の強力なテック・カードは、「マジック・ザ・ギャザリング」の舞台においても、その対戦フォーマットの成功を支え続けてきた。
ハースストーンのスペシャリスト形式は、サイドボードを管理するという深い戦略性を追求することなく、複数のクラスを持ち込む多様性を失わせた。 - スペシャリスト形式は嫌いではないが、年間を通してこれが唯一の対戦フォーマットになることを望んではいない。
複数の対戦フォーマットを設けて、複数の対戦スキルを問うような制度にはできないのだろうか? - 「マジック・ザ・ギャザリング」に寄せようとしても、あちらでは膨大な量の戦術が存在するからこそ成立していることに気づくべきである。
カードプールが小さく、勝利する手段となり得るデッキが数種類しか存在しないハースストーンは、このスペシャリスト形式を採用するべきではないと思う。 - スペシャリスト形式においては、極端に不利なデッキと対戦することになってしまったら、5枚のサイドボード・カードだけでは到底くつがえせない。
あなたはそこに出場して、ゲーム内の運だけではなく、対戦の組み合わせの運とも付き合わなければならない。
その運に恵まれないと、せっかく労力をかけて出場したにもかかわらず、あなたのスキルや戦術が問われることなく敗退することになってしまうのだ。