今春にリリースされる拡張セット「旧神のささやき」は、134種類の新カードで構成されます。
その中には、公式発表や開発陣の投稿などによって、能力の詳細情報が補足されたカードがあります。
現時点で判明している新カードの補足情報を、カードが発表された順に掲載します。
カードの索引とリンク(※クリックで開く)
カード用語の説明(※クリックで開く)
Type | タイプ | ミニオンカードは場にミニオンを召喚する。呪文カードは記述されている効果を発動する。武器カードはヒーローに武器を装備させる。 |
Race | 種族 | ミニオンだけにある種族系統のステータス。 |
Cost | コスト() | カードをプレイするときに必要なマナの値。 |
Attack | 攻撃力(攻) | ミニオンとヒーローが直接攻撃するときに与えるダメージ量。 |
Health | 体力(体) | ダメージを受けると減る。0以下になると、そのミニオンやヒーローは死亡する。 |
Rarity | レアリティ | カードの希少度。低い順からFree、Common、Rare、Epic、Legendary。頭の数字は並べ替え用。 |
Set | セット | カードのセット。頭の数字は並べ替え用。 |
Minion | ミニオン | ミニオンカードをプレイすることで場に召喚されるユニット。 |
Hero | ヒーロー | プレイヤーの分身となるユニット。死亡すると敗退となる。 |
Character | キャラクター | ミニオンとヒーローをまとめて示す用語。 |
Spell | 呪文 | 呪文カードをプレイすることで発動される効果。 |
Weapon | 武器 | 武器カードをプレイすることでヒーローが装備する。武器を装備したヒーローは直接攻撃できる。 |
Durability | 耐久度 | 武器の使用回数。ヒーローが直接攻撃をするたびに1つ減る。0になると武器は破壊される。 |
Mana | マナ | カードをプレイするときに必要なリソース。各ターンの最初に全回復する。 |
Mana Crystal | マナクリスタル | 最大マナ値。各ターンの最初に1つ増える。空でないマナクリスタルが増えたときは、マナも増える。 |
+1/+1 | プラス・ワン | 「攻撃力 +1 / 体力 +1」のこと。「攻撃力 +3 / 体力 +2」なら「+3/+2」と表現される。 |
Armor | 装甲 | ヒーローの防御力。ヒーローがダメージを受ける際に、体力低下の肩代わりをする。 |
Battlecry | 雄叫び | 手札からプレイされたときに、記述されている効果を発動する。 |
Charge | 突撃 | 召喚されたターンから攻撃できる。 |
Deathrattle | 断末魔 | 破壊されたときに、記述されている効果を発動する。 |
Divine Shield | 聖なる盾 | このミニオンが受けるダメージを一度だけ無効にする。 |
Enrage | 激怒 | ミニオンがダメージを受けると、記述されている効果を発動する。 |
Spell Damage | 呪文ダメージ | 記述されている値だけ呪文カードのダメージ量を増やす。 |
Stealth | 隠れ身 | このミニオンがダメージを与えるまで、敵軍はこのミニオンを対象として指定できない。 |
Taunt | 挑発 | 敵軍は直接攻撃の対象として、挑発を持つミニオン以外を指定できない。 |
Windfury | 疾風 | 1ターンの間に2回攻撃できる。 |
Counter | 打ち消す | 他のカードが発動する効果を無効にする。 |
Freeze | 凍結 | 直接攻撃ができなくなる。攻撃不能状態から次のターンを迎えると効果は切れる。 |
Immune | 無敵 | 受けるダメージを無効にする。敵軍が対象として指定できなくなる。 |
Secret | 秘策 | 場にセットされる特殊能力。セットされた後に、相手のターンで記述されている事象が起こると、効果を発動して消滅する。 |
Silence | 沈黙 | ミニオンが持つ全ての能力および状態変化を解除する。 |
Poisonous | 猛毒 | ミニオンにダメージを与えると、そのミニオンを破壊する。 |
Choose One | 選択 | カードをプレイしたときに、記述されている2つの効果のうち1つを選んで発動できる。 |
Combo | コンボ | 直前に他のカードがプレイされていると、通常の効果の代わりに、記述されている効果を発動する。 |
Overload | オーバーロード | 記述されている値だけ次のターンで使用できるマナが減る。 |
Spare Part | スペアパーツ | 特定のカードから生成されて手札に入る、7種類のコスト1の呪文カード。 |
Inspire | 激励 | 自軍のヒーローのヒーローパワーがプレイされるたびに、記述されている効果を発動する。 |
Discover | 発見 | 発動されると、記述されている内容のカードがランダムに3枚提示され、その中の任意の1枚を選んで手札に加えることができる。 |
Jade Golem | 翡翠のゴーレム | 召喚されるたびにステータス値が+1/+1となって配置されるミニオン。「翡翠のゴーレムを召喚する」能力が発動されると、最初に1/1のゴーレムが召喚され、次以降は2/2、3/3、4/4、5/5…と召喚時のステータス値が増えていく。 |
Adapt | 適応 | 10種の付与効果の中から3つがランダムに提示される。その内の任意の1つを選んでミニオンに付与できる。 |
Quest | クエスト | 場にセットされる特殊能力。セットされた後に、記述されている発動条件を満たすと、記述されている報酬が与えられる。 |
Lifesteal | 生命奪取 | ダメージを与えると、そのダメージの量だけ自分のヒーローの体力が回復する。 |
Recruit | 招集 | 記述されている条件を満たしたミニオンを、ランダムに自分のデッキから自陣に召喚する。 |
Echo | 木霊 | プレイしたターンの間は、繰り返し何回でもプレイできる。 |
Rush | 急襲 | 召喚されたターンから、ミニオンに対して攻撃できる。 |
Magnetic | 超電磁 | これを持つミニオンを自陣にいるメカの左側に手札から召喚すると、そのメカの強化に消費される(右側だと普通に召喚する)。 |
Overkill | 血祭 | 自分のターンに攻撃して、対象の体力を超えるダメージを与えた場合に、記述されてある能力が発動する。 |
Lackey | 悪の手先 | 特定のカードから生成されて手札に入る、1/1/1のミニオンカード。 |
Twinspell | 双呪文 | 呪文カードの特殊能力。プレイすると、同じ能力を持つ呪文(双呪文は引き継がない)を1枚手札に加える。 |
Mega-Windfury | メガ疾風 | 1ターンの間に4回攻撃できる。 |
※日本語名の表記がないカードの能力説明文は、当サイトが独自に訳した日本語のテキストであり、日本語版の公式テキストではありません。
- 能力によって召喚されるThe Ancient Oneは、30/30のステータス値を備えます。
手札に戻された場合の消費コストは9です。 - The Ancient Oneは収集可能なミニオンではないので、進化を統べるものなどのランダム能力によって生成されることはありません。
ランダム能力によってBlood of the Ancient Oneが生成されることはあります。 - 2体のBlood of the Ancient Oneが合体してThe Ancient Oneとなる際には、ゲーム上ではそれぞれのBlood of the Ancient Oneは破壊されたものとみなされます。
したがって、カルトの教祖などの、ミニオンの死亡が発動条件となる能力が発動されます。 - 2体のBlood of the Ancient Oneは、どちらかの能力が発動できれば合体します。
沈黙によって合体を阻止したい場合は、2体ともに沈黙をかける必要があります。 - 何らかの理由によって、ターンの終了時に3体のBlood of the Ancient Oneが自陣にいる場合は、その内の2体が合体して1体のBlood of the Ancient Oneが残ります。
4体のBlood of the Ancient Oneが自陣にいる場合は、2組分の合体が起こり、The Ancient Oneが2体配置されます。 - The Ancient Oneは、合体前のBlood of the Ancient Oneが受けていた状態変化を引き継ぎません。
合体直前のBlood of the Ancient Oneに隠れ身や凍結などが付与されていたとしても、The Ancient Oneは通常の状態で配置されます。 - 両方のBlood of the Ancient Oneがゴールデン版でなければ、合体後のThe Ancient Oneはゴールデン版になりません。
- 自軍の複数のミニオンがターンの終了時に能力を発動する場合は、召喚された順番に発動していきます。・ケース 1
1体のBlood of the Ancient One → ヤシャラージュの順に召喚ターンの終了時に、まずBlood of the Ancient Oneが能力を発動するが、1体だけであるので合体は成立しない。
続いてヤシャラージュが能力を発動し、もう1体のBlood of the Ancient Oneが配置された場合は、2体のBlood of the Ancient Oneとヤシャラージュという陣容でターンが終わる。・ケース 2
ヤシャラージュ → 1体のBlood of the Ancient Oneの順に召喚ターンの終了時に、まずヤシャラージュが能力を発動し、もう1体のBlood of the Ancient Oneが配置されたと仮定する。
続いて、召喚していたBlood of the Ancient Oneが能力を発動して、配置されたもう1体と合体する。
1体のThe Ancient Oneとヤシャラージュという陣容でターンが終わる。・ケース 3
Blood of the Ancient One → ケルスザード → Blood of the Ancient Oneの順に召喚ターンの終了時に、まずBlood of the Ancient Oneが能力を発動して、配置されたもう1体と合体する。
続いてケルスザードが能力を発動し、直前に破壊された2体のBlood of the Ancient Oneを蘇生する。
1体のThe Ancient One、2体のBlood of the Ancient One、ケルスザードという陣容でターンが終わる。・ケース 4
ケルスザード → Blood of the Ancient One → Blood of the Ancient Oneの順に召喚ターンの終了時に、まずケルスザードが能力を発動する。
続いてBlood of the Ancient Oneが能力を発動して、配置されたもう1体と合体する。
1体のThe Ancient Oneとケルスザードという陣容でターンが終わる。
Call of the Wild
- 3体の獣は、名前のアルファベット順であるHuffer(ハファー)、Leokk(レオック)、Misha(ミーシャ)の順に召喚されます。
日本語を含めた多言語版においても、この召喚順序は変わりません。 - 自陣に配置できるミニオンの最大数は7であるため、すでに自陣に5体のミニオンがいる場合は、ミーシャが召喚されません。
6体のミニオンがいる場合は、レオックとミーシャが召喚されません。 - レオックの能力によって、ハファーとミーシャの攻撃力がただちに5となります。
Yogg-Saron, Hope’s End
- 「スタンダード・フォーマット」の対戦ルールにおいては、「スタンダード」で使用可能となる呪文しか発動しません。
「ワイルド・フォーマット」の対戦ルールにおいては、収集可能な全ての呪文からランダムに選んで発動します。 - 異なるクラスの呪文を発動することもあります。
コインなどの収集不可能な呪文を発動することはありません。 - ランダムに選ばれた呪文が、対象を指定するタイプであれば、ヨグ=サロンがランダムに対象を選択します。
自分のヒーローやヨグ=サロン自身も対象となり得ます。
パイロブラストを味方に放つこともあります。 - ランダムに選ばれた呪文が、どの対象も指定できない場合は、何の効果も引き起こしません。
例えば、場に攻撃力が3以下のミニオンがいない状況で密言・痛が発動されたら、何も起こらずに次の呪文の発動に移ります。 - ランダムに選ばれた呪文が、発見やドルイドの選択をもたらす能力であった場合は、ヨグ=サロンがランダムに効果を選択します。
- 全てがランダムに選択されるとしても、呪文やゲームのルールには準拠します。
例えば、対象が「敵のミニオン」と指定されている止めの一撃が、味方のミニオンを対象とすることはありません。
すでに5つの秘策がセットされているときに秘策の呪文カードが発動されても、セットされずに何も起きません。 - 各呪文の発動効果は、自分側の視点に立って処理されます。
例えば、按手の儀式が敵のキャラクターを対象にして発動された場合は、自分が按手の儀式を敵にかけたときと同様に、自分のデッキから3枚のカードが引かれて自分の手札に加わります。
フレイムストライクは、常に敵軍全体に向けて発動されます。 - 能力の発動中にヨグ=サロン自身が破壊されたとしても、定められた回数分の呪文が発動され続けます。
いずれかのヒーローが死亡した場合は、そこで呪文の発動が止まります。 - ヨグ=サロンによる呪文の使用は、プレイヤーによる呪文の使用とはみなされません。
したがって、「自分が呪文を使用」することが発動条件である能力を持つマナ・ワームやフレイムウェイカーなどは、ヨグ=サロンが呪文を使用しても能力を発動しません。
ヨグ=サロンの2回目の能力発動は、1回目のヨグ=サロンが使用した呪文をカウントしません。 - ただし、超越者ハラジールの能力は、ヨグ=サロンが使用した呪文がダメージを与えると発動されるそうです。
ハラジールの能力の発動条件は「自分の呪文がダメージを与える」ことです。
「自分の呪文」には、ヨグ=サロンが使用する呪文も含まれるようです。 - 何の呪文が発動されるのかは、そのつどに表示されます。
画面左側のプレイ履歴においては、ヨグ=サロンのプレイのエントリーを参照すると、ヨグ=サロンが発動した全ての呪文および結果が表示されます。 - ヨグ=サロンを召喚したターンで、他に何のカードもプレイしていなければ、ヨグ=サロンはローグのコンボを発動しません。
事前に何らかのカードをプレイしてからヨグ=サロンを召喚した場合は、コンボを発動します。 - ヨグ=サロンが、シャーマンのオーバーロードを持つ呪文を発動しても、プレイヤーのマナ・クリスタルはロックされません。
ただ、このことは依然として開発陣の間で議論中の事項であり、将来的には変更される可能性があるとのことです。 - この能力は、最大で40回まで呪文を発動します。
ブラン・ブロンズビアードが自陣にいる場合は、その2倍の80回まで呪文を発動します。 - ゴールデン版のヨグ=サロンが発動する呪文は、全てゴールデン版の呪文となります。
Cho’Gall
- 何らかの理由によってヒーローが装甲を得ていると、体力より先に装甲が消費されます。
- プレイする呪文のコストが増減していると、消費する体力の量も増減します。
- 体力が消費されてから呪文の効果が現れます。
もし生命の樹をプレイしたならば、体力が9消費されてから体力が全快します。 - 体力の値が呪文のコスト以下である場合は、その呪文は体力を消費してプレイすることができません。
「プレイするために必要な体力が足りない」というエラー・メッセージが表示されます。 - マルガニスが自陣にいる場合は、ダメージを受けずに呪文をプレイできます。
しかしながら、体力の値が呪文のコスト以下である場合は、マルガニスがいてもその呪文をプレイすることはできません。 - チョ=ガルの雄叫び能力は、ブラン・ブロンズビアードが自陣にいても何の影響も受けません。
体力をコストにする呪文のプレイを2回行えることにはなりません。 - 呪文であるコインにも能力が適用されてしまうことに注意します。
- 英語名の「Cho’Gall」は、正しくは「Cho’gall」です。
この誤表記は修正される予定です。
- 能力によって召喚されるShadowbeastは、名前にbeastという単語が含まれているものの、獣種族ではありません。
「種族なし」のミニオンです。