「仁義なきガジェッツァン」の設定やキャラクターの大半は、ハースストーン独自のコンテンツです。
原作のWarcraftの世界にはない要素が多数登場する世界です。
その独特な世界を浸透させるために、様々な趣向をこらした「仁義なきガジェッツァン」の特集が、過去に例を見ない規模で公式サイトにおいて展開されました。
中でも最も印象強かった特集が、報道形式で「仁義なきガジェッツァン」の世界を紹介した、創作新聞である「ガジェッツァン・ガゼッタ」です。
「仁義なきガジェッツァン」のストーリーをほのめかすプロローグとして、コミュニティにイメージを膨らませました。
この新聞は何と、日本語に翻訳されたばかりか、公式サイトに加わったばかりのタイ語にも翻訳されています。
ハースストーンが扱う全ての言語に訳される、力の入れようでした。
計5ページにわたる「ガジェッツァン・ガゼッタ」は、「BlizzCon 2016」の会場において、物理版の新聞として実際に来場者へ手渡されていました。
したがって、これらの記事は、「仁義なきガジェッツァン」が正式に発表される前の時点でコミュニティの手に渡っていたのです。
今回は、その「ガジェッツァン・ガゼッタ」に散りばめられていた、「仁義なきガジェッツァン」で登場する要素をほのめかす、伏線の数々を振り返ります。
※この投稿を機会に、「ガジェッツァン・ガゼッタ」全5ページの膨大な量の文章を訳しあげた日本語版ハースストーンの開発チームに対して、ご慰労の意を表させていただきます。
私は日本語訳付きの海外ゲームを長年プレイしてきましたが、それらの中でもハースストーンの和訳は最高の品質だと思っています。