【12/01】拡張セット第4弾「仁義なきガジェッツァン」のリリース
2016年最後のカードセットとして、拡張セットの第4弾となる「仁義なきガジェッツァン」がリリースされました。
交易都市ガジェッツァンに巣くう、犯罪組織による勢力争いを描いた作品です。
中立でありながら複数のクラスが使用できる「マルチクラスカード」の登場が最大の特徴となっています。
「仁義なきガジェッツァン」の設定やキャラクターの大半は、ハースストーン独自のコンテンツです。
原作のWarcraftの世界にはない要素が多数登場する世界です。
その独特な世界を浸透させるために、様々な趣向をこらした「仁義なきガジェッツァン」の特集が、過去に例を見ない規模で公式サイトにおいて展開されました。
中でも最も印象強かった特集が、報道形式で「仁義なきガジェッツァン」の世界を紹介した、創作新聞である「ガジェッツァン・ガゼッタ」です。
「仁義なきガジェッツァン」のストーリーをほのめかすプロローグとして、コミュニティにイメージを膨らませました。
その新聞に掲載されていた「タランのバー」という店の広告にあるURLに、実際にアクセスすると、タランというキャラクターが自動応答するFacebookのメッセンジャーにおいて、AIとの会話を楽しむことができました。
これまでの拡張セットのリリース前と同様に、著名人や投票企画で新カードが発表されるたびに話題が巻き起こりました。
「ガジェッツァン」の作風はおおむね受け入れられている模様です。
物議をかもした「旧神のささやき」以上にWarcraftの舞台設定を改変しましたが、発表時から「ifの世界」が全面的にアピールされていたためか、コミュニティの拒絶的な反応は皆無であったように見受けられます。
むしろ、この独自性が高い物語を、Warcraftの世界の要素をうまく組み込みながら、よく作り上げたと高く評価されているように思われます。
もちろん私も、そのような感想を持つ一人です。
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