【09/30】追加ヒーローのティランダが「Twitch Prime」会員の特典として配布開始
パッチ「6.1.1」のリリースにおいて、サプライズとなる追加要素が、新ヒーローの「ティランダ・ウィスパーウィンド」でした。
Warcraftを代表するヒーローの一人です。
Warcraftと同様に、ハースストーンでもプリースト・クラスのヒーローであり、アンドゥイン・リンと置き換えることができます。
ティランダは、同時期に開始されたサービスの「Twitch Prime」のキャンペーン・アイテムとして提供されました。
「Twitch Prime」は、ゲーム配信サービスを手がけるTwtichが発表した新しい有料サービスです。
ゲームの割引やゲーム内アイテムも「Twitch Prime」のサービスの一環であり、その一つとしてハースストーンのティランダが含まれました。
ただ、「Twitch Prime」が利用者を特定の7か国の居住者に限定するサービスであることが、騒動を呼び起こしてしまいました。
「Twitch Prime」に入会したくてもできない、日本を含めた「Twitch Prime」の対象国以外のプレイヤーが、ティランダを入手できないことに対する反発の声を一斉に挙げる事態に発展したのです。
疎外感を与える「おま国」=「おまえの国には売らない」という態度に対する反感は、世界各国で共通して発生しています。
何よりも反発を招いた最大の要因は、Warcraftの世界におけるティランダ・ウィスパーウィンドが、同ゲームを象徴する一人という重要な存在であることです。
マグニら最初の追加ヒーローがリリースされたときから、プリーストのヒーローとしてティランダが登場するという、要望に近い予想の声が展開されていたほどです。
ナイト・エルフ族を統べるあのティランダが、自分の居住国という理由だけで獲得できないとなれば、ファンが黙殺することは到底できないでしょう。
このティランダのプロモーションと連動させた、「Hearthstone Priest Extravaganza」という、プリースト・クラスのプレイをTwitchで配信する公式企画も催されました。
しかしながら、この企画が話題に挙がると決まって「Sorry! Twitch Prime isn’t available in your country.」(Twitch Primeはあなたの国からでは参加できません)というフレーズが皮肉的に投稿され、続いてティランダの入手法や地域差別への批判が展開されました。
今回の騒動によって、ティランダの獲得コードを不正に取引する出品や詐欺行為が相次ぐことにもなりました。
ハースストーンの健全的な発展を阻害する事象です。
運営側は、多くのプレイヤーを失望させた今回の騒動を深く憂慮し、二度と同様の企画を催さないでいただきたいと強く願っています。
コミュニティからのティランダの再配布に関する要望を受けて、「検討する」と公式に応答されましたが、今現在もこのことに関する追加情報は何一つ発表されていません。
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