今回のアドベンチャーでプレイヤーが操る自ヒーローは、悪党同盟に所属する「悪の子分」たちです。
9つのクラスの子分から1人を選び、ダラランの守護者たちを倒していくことになります。
トグワグルのランタンに宿る、いたずら好きな炎の精霊
魔女ハガサに仕える、蛇型のサーペント種族の呪術師
半獣人のノール種族のスナイパー
ラズールと取引をしている、旧神の影響を受けた鳥獣のアラコア種族
キツネのヴルペラ(Vulpera)種族のリーダーであり、雑種の海賊団のキャプテン
ダラランの闇市場を仕切るマダム・ゴヤのボディ・ガード
亀とハリネズミに変身する、「ネズミのドルイド」として知られるコボルト種族
闇の魔法を操る、トルヴィア種族のネフェルセット(Neferset)部族の王子
大魔境ウンゴロで遭難し、紆余曲折を経て復讐に燃えるようになった人間種族のパラディン
ローグのキャプテン・ユードラ(Captain Eudora)、ウォリアーのミスター・チュー(Mister Chu)、ウォーロックのテカーン(Tekahn)の3ヒーローは「World of Warcraft」の世界に実在するキャラクターであり、残りの6ヒーローはハースストーンのオリジナル・キャラクターです。
メイジのラカニシュは、「コボルトと秘宝の迷宮」の「ダンジョン攻略」のキング・トグワグル戦で登場し、プレイヤーに4ダメージを与えてくる存在でした。
パラディンのジョージは、「大魔境ウンゴロ」のジャングルの遭難者であり、後に相棒のカールと共に「コボルトと秘宝の迷宮」のダンジョンに遭難してはボスとして登場し、プレイヤーに倒される悲劇に遭いました。
「ダララン大強奪」の初プレイ時は、メイジのヒーローであるラカニシュだけが選択可能となっています。
第2~第5章のチャプターがプレイ可能になると、1つのチャプターにつき2つのクラスのヒーローが新たにアンロックされます。
第1章で扱うメイジも含めて、最終的には全9クラスのヒーローが選択可能となります。
後のチャプターでアンロックしたヒーローを用いて、それ以前のチャプターをプレイすることもできます。
今回のアドベンチャーにおいては、非戦闘のステージである酒場(The Tavern)がボス・エンカウンターの合間に出現するようになります。
ここでは、攻略の過程で獲得した金貨を支払うことによって、デッキに様々なカスタマイズを施すことができます。
・新しいカードをデッキに加える
・不要なカードをデッキから除く
・カードのコピーをデッキに加える
・カードに永続的な強化を付与する
例えば、デッキに紛れ込んだ弱いマーロック・ミニオンをデッキから排除したり、神出鬼没の怪人に永続的な+1/+1を付与して不死身にするなどの調整を行うことができます。
ローグライク・ゲームの「Slay the Spire」などでも用意されているデッキ調整用のステージは、かねてより搭載の要望の声が多かったのだそうです。
メディアによるテスト・プレイ時でも大変好評を博した追加要素であり、目新しい攻略の多様性と楽しさがもたらされます。