
StrifeCro
### ハンドロック AAEDAa35AwbrlgSCoQTPoQTcoQSlogTcogQM9ZUE95UE7ZYE+qAEwKEEwqEEyaEE06EE2qEEmqIEnKIEqqMEAA==
OTKやフリーズ・メイジが弱体化されると、確かな強度とポテンシャルを持っていたハンドロックが上位に台頭してきました。
手札を増やすことでアドバンテージを得るという、当時は唯一であった特徴が関心を強くひいていました。
最近ではネガティブに捉えられている「コストの踏み倒し」(山の巨人および溶岩の巨人)と「無限リソース」(ロード・ジャラクサスのヒーローパワー)を発揮した先駆けとも言えるデッキです。
ただ、回復手段が少ないこの時代のハンドロックは、低体力という相応のカウンター・リスクを持っていたため、多くの人々に許容されていたように感じました。

Rdu
### ミッドレンジ・シャーマン AAEDAdH6AwiwlgS1oQTLoQTToQSFogTdogSQowS+owQL7ZUE7pUE55YE+ZYEsqEEhKIEh6IEiaIEjqIEk6IE1KIEAA==
ベータ期からクラシック時代にかけては、パラディン、プリースト、シャーマンにとっては冬の時代であり、いわゆる「Tier 1 デッキ」を輩出することがありませんでした。
そのようなメタの状況下にあっても、このミッドレンジ・シャーマンが一時的に輝けた理由は、流行した上記のハンドロックの大きなカウンターになれたからです。
他クラスが手こずる巨人を呪術で、トワイライト・ドレイクを大地の衝撃で、それぞれあっさりと処理できるのです。
遅攻型のドルイドやウォリアーに対しても強く、メタ対策として大会で起用されるケースも少なくありませんでした。

Lifecoach
### ミッドレンジ・ハンター AAEDAa/XAwTcoQTRogSiowTSowQNhZYEnZYErJYEwJYEypYEzJYE0ZYE+JYEsZcEgqEEyqIEzKIEz6IEAA==
ミッドレンジ型のデッキの需要が高まる中で、とうとう成熟しきったミッドレンジ・ハンターが大きく流行しました。
軽めの構成によるアグレッシブな展開を大きく支えたのは、現在の仕様になった猟犬を放て!と、コストがわずか2であった飢えたハゲタカでした。
このコンボによる敵陣一掃とカード・ドローの両立は、ハンターの弱点である手札不足を補い、戦闘継続力をもたらしました。
リバー・クロコリスクを猟犬使いのメイン・ターゲットにするLifecoach選手の「ミッドレンジ・サンシャイン・ハンター」は、その「サンシャイン」の名称の由来が今でも謎のままとなっています。

Thijs
### コントロール・ウォリアー AAEDAePjAwivoQSKogSYogTAogTEogTGogTWogTZogQLl5YEmJYE85YE/5YEsJcEsaEEk6IEuaIEvqIEw6IEnaMEAA==
再びハンターの使用率が増え続けるメタにおいては、そのハンターのカウンターであるコントロール・ウォリアーの存在が急速に求められ始めました。
高い防御力と効率的な除去によって攻撃的なデッキの数々をシャットダウンする特性は、今も昔も変わっていません。
エピック・カードとレジェンド・カードを満載することから、他のデッキよりも作成費用が総じて高く、金満ウォリアー(Wallet Warrior, Pay to Win Warrior)と呼ばれることもありました。

Reynad
### ズー・ウォーロック AAEDAa35AwAP+5UE1ZYE65YE7ZYErqEEsqEEuaEEy6EE06EE7qEEnaIEo6IEv6IE1KIEw6MEAA==
そのコントロール・ウォリアーを狩り始めたアーキタイプがズー・ウォーロックです。
ウォリアーの除去が間に合わないほどのハイ・テンポで迫ることができたのです。
ハンターをウォリアーが制し、そのウォリアーをズーが圧倒し、そのズーをハンターが叩くという、三すくみの状況がしばらく続くメタとなりました。
最初にズーのデッキを実践的となるまでに洗練させた人物はReynad選手であると認識されています。

Kolento
### ミラクル・ローグ AAEDAd75AwjclgT4oASGoQS1oQTGoQTcoQTfoQSlowQL/JUE/ZUE6pYE+5YE+qAE1KEE3aEE5KEE56EE6KEEk6IEAA==
そうして進展してきたメタを吹き飛ばすかのように、クラシック時代の中期あたりから、戦術が確立されたミラクル・ローグが大躍進しました。
初の拡張「ナクスラーマスの呪い」が提供される直前までは、その強さと人気は凄まじく、大会においてもミラクル・ローグの出来が各選手の優劣を大きく左右したほどでした。
高難度のデッキでもあったため、ミラクル型のスタイルを一から洗練させたKolento選手の配信を、習熟しようとする当時のプレイヤーたちはこぞって視聴していました。