「World of Warcraft」におけるドグサレガオは、大型ダンジョン「アイスクラウン城砦」のボスとして登場する敵対キャラクターです。
狂気の天才科学者ピュートリサイド教授が創造した、巨大なアンデッドの合成生物です。
ナクスラーマス要塞の研究所において、ヘドロゲッパーやパッチウァークなどに代表されるアボミネーション(Abomination)が、複数の死体やアンデッドを材料とする合成生物として登場していました。
マッドサイエンティストたちがそれらを作り上げたのですが、最高峰のマッドサイエンティストであるピュートリサイド教授は、それよりも一段と強力な、アンデッドのスコージの精鋭を切り貼りして合成したフレッシュ・ビースト(Flesh beast)の生産に成功したのです。
いわばアボミネーションの進化系とも言えるフレッシュ・ビーストの中でも、とりわけ強大で、ピュートリサイドから「出来の良い息子」と評されて可愛がられている存在が、ドグサレガオ(Rotface)とタダレハラワタ(Festergut)です。
ドグサレガオとタダレハラワタの2体も、自分を創造したピュートリサイドを偉大な父と見なして敬愛し、アイスクラウン城砦で研究に没頭するピュートリサイドを警護するガードマンになりました。
プレイヤーたち冒険者がピュートリサイド教授との戦いに挑む前には、この2体のフレッシュ・ビーストを倒すことが求められます。
ボスとしてのドグサレガオは毒の液とスライムを、タダレハラワタは毒のガスとガス爆発を、それぞれ発生させて大きなダメージを与えてきます。
ドグサレガオとタダレハラワタが共に大型のアンデッドの犬をペットとして飼っていること以外は、それぞれに関する特別なストーリーは存在しません。
タダレハラワタの方はミニオンカードとして発行されませんでしたが、「凍てつく玉座の騎士団」のミッションにおけるピュートリサイド戦で、戦闘中に召喚される敵のミニオンとして登場を果たしました。
そのタダレハラワタを倒すと、「アイスクラウン城砦」のダンジョン内と全く同じように、ピュートリサイドが「おおタダレハラワタよ、お前はわしのお気に入りじゃった…ドグサレガオの次に」というセリフを発します。
このことから、ドグサレガオとタダレハラワタは同程度の強さであるように見受けられるも、ピュートリサイドにとってはドグサレガオの方が少しだけ優れた創作品であったことが伺えます。
「凍てつく玉座の騎士団」のレジェンド
<目次>
中立 | ダークフォールンとブラッドプリンス評議会 |
ケレセス公爵 | |
タルダラム公爵 | |
ヴァラナール公爵 | |
中立 | アーファス |
ドルイド | ハドロノックス |
ハンター | ピュートリサイド教授 |
メイジ | シンドラゴサ ―― マリゴスに寵愛された青竜と死竜の女王 |
パラディン | ボルヴァー・フォードラゴン ―― 不屈と犠牲の精神で身を捧げた黒変の聖騎士 |
ボルヴァー・ドラゴンフレイム | |
プリースト | ベネディクトゥス大司教 |
ローグ | リリアン・ヴォス |
シャーマン | ムウラビ |
ウォーロック | ブラッドクイーン・ラナセル |
ウォリアー | ドグサレガオ |
中立 | リッチキング ―― 氷牢より腐敗を司る死霊の総帥 |
アーサス・メネシル ―― 暗黒騎士の王へいざなわれた聖騎士の王子 | |
特別編 | エボンブレードの騎士団 |
デスロード・ナズグリム | |
トーラス・トロルベイン | |
審問官ホワイトメイン | |
ダリオン・モグレイン ―― 死をも厭わぬ大胆不敵の聖剣の担い手 |