※トリビア

World of Warcraftでは、様々なDragon種族の卵が登場します。

「Blackrock Mountain」の舞台の一つであるBlackrock Spireでは、Rookeryと呼ばれる繁殖部屋に、Rookery Whelpを産む卵が多数配置されています。
接近すると卵が割れて、中からRookery Whelpが誕生して襲ってきます。
この卵が再配置される時間の間隔は短く、大量のWhelpを発生させると大惨事となり得るため、全員で着実に処理しながらRookery内を進行していく必要があります。

にもかかわらず、ここを攻略していたギルドのメンバーのLeeroyというプレイヤーは、事前の作戦会議中に突然1人でRookery内へ特攻し、多数の卵を割ってWhelpを大量発生させました。
もちろん、ギルドは全滅します。
怒号も飛び交うその模様を録画した動画はコミュニティの間で大変な反響を呼び、Leeroyは世界で最も有名なWorld of Warcraftのプレイヤー・キャラクターとなりました。

その後のWorld of Warcraftでは、Upper Blackrock Spireで15秒の間に50匹のRookery Whelpを倒すことで獲得できる、Achievementの「Leeeeeeeeeeeeeroy!」が追加されました。
レベル100用に再デザインされたUpper Blackrock Spireでは、RookeryでLeeroyの死体が配置されています。

LeeroyはWorld of Warcraftにおいて抜群の知名度を誇るために、プレイヤー・キャラクターであるにもかかわらず、同ゲームのトレーディング・カードゲームやHearthstoneにも登場しました。
HearthstoneのLeeroy Jenkinsは、Chargeを備えて敵陣にWhelpを召喚するという、Leeroyの伝説の行動がそのまま反映された能力を有しています。

※トリビア

Flamewakerは、World of Warcraftで登場する敵対キャラクターの種族の一つです。
悪魔のような頭部と蛇のように長い胴体を持つ、Ragnarosに仕える好戦的な種族です。
火属性のクリーチャーですが、火炎系以外の能力を備えるFlamewakerもいます。
炎のエレメンタルよりもはるかに知性が高く、魔法を使うことや組織を構成して戦うことに長けています。

大型ダンジョンのMolten Coreにいる10体のボスのうち、5体がFlamewakerです（Lucifron、Gehennas、Shazzrah、Sulfuron、Majordomo）。
組織力があるFlamewakerのボスとの戦いは、ほとんどが集団戦となります。

プレイヤーから「Flamewalker（フレイムウォーカー）」と間違って呼ばれることがよくありました。

※トリビア

World of WarcraftにおけるCore Ragerは、大型ダンジョンのMolten Coreで登場する敵対キャラクターです。
ボスのGolemagg the Incinerator戦で、Golemaggとともに襲ってきます。

Golemaggは、近くにいるCore Ragerへ、Golemagg’s Trustという攻撃力が大きく上昇する状態変化を与えます。
従って、戦闘中はCore RagerをGolemaggから大きく引き離す必要があります。
しかしながら、あまりに大きく引き離すと戦闘がリセットされてしまい、また最初からやり直すことになります。

Core Ragerを先に倒そうとしても、Core RagerはHealthが50％になると「Core Ragerはご主人様のトラブル中は死ねない！」というメッセージとともにHealthを全回復させます。
Core RagerはGolemaggが倒されると同時に一緒に死ぬので、戦闘中はずっと盾役が引き受けたまま放置することになります。

Core Ragerは、攻撃対象へ2秒間にわたる物理ダメージと20秒間にわたる速度減少を与えるMangleを発動します。