「旧神のささやき」がリリースされてから、1週間が経過しようとしています。

旧神たちの狂気の能力や、「スタンダード・フォーマット」の新たな対戦環境を、楽しまれている真っ最中だと思われます。

今回は、その合間の余興として、「旧神のささやき」のカードパックを開封した結果を掲載します。

貯め込んだゴールドとAmazonコインのコイン・バック分、そして事前販売などのキャンペーンによって入手した、220個のパックを開封しました。

その開封の模様を動画に収録しています。

獲得したカードは「220 x5」の計1,100枚です。
レジェンド・カード9枚、エピック・カード51枚、ゴールデン版のカード37枚という内訳でした。

獲得した1,100枚のうち、「3枚以上」となって還元の対象となったカードは、実に844枚にも上りました。
コモン・カードだけで665枚も還元することになりました。
総還元量は7,975魔素（Dust）です。

「旧神のささやき」は、計244枚を収集すれば「コンプリート」となります。
（※レジェンド21種類を1枚ずつ ＋ その他113種類を2枚ずつ － クトゥーン 1枚 － 邪悪の誘い手 2枚）

今回の開封で、ゴールデン版の重複分を除いて、還元せずにコレクションとして収集できたのは218枚です。
コモンとレアは「コンプリート」となり、エピック15枚分とレジェンド11枚分が未収集となりました。

「旧神のささやき」の全カードを作成するのに必要な魔素の総量は、64,720です。

今回の開封によって収集されたカード218枚の、作成に要する魔素の総量は、35,120でした。
未収集分の作成に必要な魔素の総量は、23,600となります。

なお、還元で得た魔素は7,975、ゴールデン版を全て還元して得られる魔素は3,100でした。

カードパックを一括購入する際の参考になればと思います。

カードパックの開封といえば、今年の初めに詳細を掲載した、パックの「救済タイマー（Pity Timer）」です。
開封40回につき1枚はレジェンド・カードの出現が保証されているという、隠し要素のことです。

コミュニティが発見して話題となった要素で、依然として公式からのアナウンスがないシステムなのですが、反証もないために存在が確実視されています。

今回の220パックの開封で、1パックごとに出現したカードのレアリティをカウントした結果を以下に掲載します。

レジェンド・カードは計9枚出現し、それぞれの開封間隔は24、29、15、6、18、26、38、27、8でした。
いずれも開封40回以内の出現であったため、救済タイマーの存在を否定することはできませんでした。

また、開封10回につき1枚は出現すると言われているエピック・カードに関しても、51枚全てが開封10回以内の出現となりました。

なお、18枚出現したゴールデン版コモンの最長開封間隔は28，同じく18枚出現したゴールデン版レアの最長開封間隔は27でした。

レジェンド・カードの救済タイマーは、「40パックにつき1枚」という定理が広く認識されています。
ただ、先ほども挙げたとおりに、実際にはそれよりもずっと短い間隔でレジェンド・カードが出現する模様です。

今回集計したレジェンド・カードの出現率は、4.1%となりました。
もっと多くのパックを開封すれば、より正確な出現率を算出できるのでしょうが、とりあえず今回は「25パックにつき1枚」程度の割合でレジェンドが出現するという結果になったのです。

ハースストーンは、このような救済措置を設けているだけでなく、カードの自由な還元や作成を可能とする、コレクションをそろえやすいカードゲームです。

無料プレイのままでも、全てのカードを「コンプリート」することも可能です――
――と記している真っ最中に、ゴールドと闘技場の報酬だけで全てのカードをそろえた、「無料コンプリート」を見事に達成したプレイヤーが現れました。

対戦でほとんど用いられないカードを収集の対象外としたり、最近に始まった「スタンダード・フォーマット」では使えないカードを対象外とすれば、「コンプリート」のハードルは大幅に低くなります。

特定のレジェンド・カードを1～2枚を作成するだけでも、トップ・シーンで通用するデッキを構築できることが多々あります。

ハースストーンは、有料コンテンツを利用するにしても、過度な負担を強いることがない任意課金制のゲームです。
これからもハースストーンと、気軽に、健全に、末永くお付き合いください。